140字小説「星月夜」

ゴッホの星月夜が毎晩夢に現れる。糸杉を上って天国に向かう途中で何かに巻き付かれ、絶命の瞬間に目覚める。最悪。 昨日、美術館で本物をみた。強い筆致の夜空は明るく、渦巻きは深い呼吸だ。生を確信した。 糸杉の夢を見た。無事に昇天して教会の鐘が鳴る…。 漸くウチの獏が夢を喰べた。これで…。

2021/08/02、Twitter 8月の星々に応募

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