Twitterでやっていたものをまとめました。 松/一松/男主夢(些末シリーズ)の夢主、デフォルトネーム久待鳴琴(ヒサマチナコト) 【1】苗字の由来は、久(永久に)待(待ち続ける)から来てます。自ら変化したり、状況を改善したりが出来ない人物であることを表しています。 【2】鳴琴という名前は、両親が音だけでつけた名前です。なんの祈りも願いも込められていない名前というイメージです。クトゥルフのナコト写本からきていて、少し不気味さを出そうとしています。また、ヒサマチナコトは、サマツナコトと少し似るよう意識しています。 【3】ナコトをヤクザにしたのは、おそ松くんでヤクザネタが頻繁にあったから、さんでもあったらいいのにと思ったからです。あと、私が架空のヤクザやマフィアやヤンキーなどが好きなのもあります。 【4】両親とは縁を切っています(相続放棄)。でないと、借金を負わされることになるからです。また、両親に違法な児童労働をさせられたり、給食費未払いで周りから浮いたりしていたのもあり、ふたりを心底嫌っています。両親は健在ですが、会う気は微塵もありません。 【5】ナコトには、好きな食べ物も嫌いな食べ物もありません。完全に値段で食べる物を決めてます。安い食材を買って、自炊しています。食べ物以外にも、好きな色とか季節とか歌とか、そういったものがありません。親に体のいい奴隷のような扱いをされる内になくなりました。 【6】ナコトの信仰対象であった上司(親父)について。彼はヤクザの組長ではなく、二次団体の親分(一番偉い人)で、ナコトはその子分のひとりです。ナコトは子分の中で長男にあたる若頭と折り合いが悪く、しょっちゅう嫌がらせをされていました。親分の死で、それはエスカレートします。 【7】ナコトは、自分を絶対に裏切らないであろうと親分に考えられていたので、金融事務所の経理を任されました。もうひとりの経理担当者も、親分に誠実だと思われていましたが、彼は横領します。実は、事務所はヤクザのフロント企業であり、何も知らない一般人も少数働いていました。 【8】命が脅かされない限りは、わりとなんでも耐えてしまいます。しかし、信仰対象に死ねと言われた場合は死にます。また、無意識下で死にたい(何も考えたくないため)と思っているので他人のために命を投げうつのを躊躇いません。 【9】特段怒っていなくても、怒っているかのように相手を威圧することが出来ます。ヤクザはナメられたら終わりなので。専ら敵に使われますが、ふざけ半分で使うことも可能です。トド松ごめん。あと、痛いところを突かれると無意識の内に使うこともあります。 【10】幽霊の存在は信じていませんが、霊でもいいから故人に会いたいと思ったことはあります。無意識下で父親のように大切に思っていた存在なので。しかし、父親と大切な存在というものを結び付け難い人生だったので、そのことに気付くのは物語終盤になります。 【11】作中で緩やかに変わっていく彼ですが、大きな転換点になっているのは「十四松の友達になったこと」、「一松に(今いる場所から)逃げれば?と言われたこと」です。このふたつの要素がないと、パラレルストーリーの「黒猫」に行き着くことになります。 【12】パラレルストーリーの「人殺し」にどのように行き着くかは、ご想像にお任せします。作中で死体が笑っているのは、根底にある死にたいという願望の表れかと思っています。 【13】恋愛は、ほとんどしたことがありません。小学生の頃に、ぼんやりと担任の先生が好きだったくらいしかないです。だから、恋愛には疎いです。 【14】ナコトは自分のことを結構普通の奴だと思っていますが、他人には「よく分からない奴」「怖い奴」「機械的」「案外普通かと思ったけど、やっぱり普通じゃない奴」などと思われています。最後の台詞は一松のものです。 【15】親父にやらされていたので、家事全般が得意です。無趣味で時間が有り余っているので、掃除や洗濯などはとても丁寧にやります。親父の無茶ぶりに応えていたので、料理のレパートリーは多いです。実は、中華料理が得意で、特にチャーハンと中華粥を美味しく作れます。 【16】ナコトは、めんどくさロクでなし人間なので、動かしやすいです。ロクでなし男が大好きで、長いこと書いてきたからだと思います。また、架空のアウトローが好きなので、ヤクザについて調べて書くのも楽しかったです。調べた上で無視していることもありますが。そこはまあ、創作なので。 【17】実は、閉所かつ暗所が苦手です。親によくクローゼットに閉じ込められていたため、このふたつが揃うと吐き気を催してしまいます。フラッシュバックが起きて、調子が悪かったり長時間になると吐きます。 【18】少し、動物が苦手です。傷付けてしまうことを恐れて、触ろうとしません。一松との付き合いで猫に触れられる機会はたくさんあったのですが、出来るだけ近付かないことにしています。作中でエスパーニャンコを持った時は、実は結構緊張しています。 【19】結構表情が豊かです。無意識下で、分かりやすい人間になりたいと思っているので。笑うときは少し困ったように。泣く時は静かに。怒った時は威圧的に。 【20】分からないことがあったら、長考タイムに入ってしまうことが多いです。試行錯誤するのは苦手です。暴力関係以外の問題に直面した際も、同じように長考してしまいます。相手がいる場合は、問いかけが多くなります。 【21】平穏無事を望みながらも、それは自分には無理だと諦観しているところがあります。ヤクザものでありながら、(ナコトの思う)普通への憧れを捨てきれていないです。物語終盤では、社会通念に縛られ過ぎていた自分を認め、幸せの形は様々だと気付きます。 【22】いわゆる戦闘服は、派手なスーツと柄シャツと黒いサングラスとゴツいネックレスと高い時計・革靴です。ネクタイはしたりしなかったり。平時では、主に黒いジャージ。スウェットも着ます。伊達眼鏡を装備。靴はスニーカーかサンダル。アクセや時計はしません。 【23】別にカラ松と服のシュミが合う訳ではないのですが、彼のギラギラした服は(デコトラ的な意味で)好きです。ナコトが一部の服を選ぶ基準には「厳つい」というものがあり、奇跡的にそれに合致しているのです。だから、合致していない服は普通に貶します。 【24】ナコトは、おそ松のことを「いい加減な奴」と思っており、六つ子の中で一番ぞんざいに扱います。一番ラフに付き合える仲とも言えます。おそ松はナコトを「金ヅル」と思ってます。あと、「蟻地獄みたいにヤバい」と思って少し警戒してます。 【25】カラ松には同情的です。自分の兄弟たちを思い出してしまうので。あと、普通に友達だと思っています。カラ松も、ナコトを友達だと思っており、現在は健全な友人関係になってます。もし、このふたりが共依存になると、どこまでもズルズルした仲になってしまいます。 【26】チョロ松とは、彼が思っているように、六つ子の中で一番距離があります。自分が一番普通と思ってるところが苦手です。チョロ松の方は、ナコトを「普通じゃないダメな奴」と思っています。共通点なんてないとチョロ松は思っていますが、ナコトは暴力的なところに親近感を覚えています。 【27】一松のことは、ごちゃごちゃした頭の中を「好き」だけで埋めてくれる大切な存在だと思っています。一松はナコトに対して、「好きだから傍にいてほしい」と思っています。物語後には、ナコトはその願いを叶えるために、頑張って地に足着けようとしています。 【28】ナコトにとって十四松は、初めての友達という意味で特別です。世話を焼きたいと思っていますが、頑張って控えようとしてます。十四松の方もナコトを友達と思っていますが、それ以外の感情については謎です。意外とナコトの世話を焼いている場面もあるので、庇護対象なのかもしれません。 【29】トド松とは末っ子同士のような友人関係になっています。お互いに迷惑をかけ合いますが、お互いにさらっと流すという関係性です。ナコトのウェットな部分を、トド松はドライさで受け流すことが出来るので、さっぱりした関係を築けています。 【30】メタな話。ナコトは根底がシリアスの人間なので、ギャグ補整が作用しません。死ぬ時は死にます。六つ子のギャグ時空に完全に捕らわれることはないのです。今回で夢主語りは最後です。お付き合いありがとうございました。
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