「人生はクソゲー」と叫び続けた毎日である私が、これを手に取っているのは解釈不一致であると思うが、まぁ聞いてほしい。

つい先日、友人からゲムぼく。さんの『人生は良ゲー』を強制的に貸し付けられた。

ゲムぼく。さんを知らない人はいない前提で話を進めるが、ブログを少しでもやってる身として普通に尊敬する、今世界で一番面白い（気持ち悪い）ブログを書いている人だ。

そんな人がエッセイを出したのだが、それがこれだ。

自分はなんだかんだ理由をつけて買っていなかったのだが、友人はなんだかんだと理由をつけて買っていた。こういうところなんだよなぁ！

そんでもって貸し付けてきたわけだが、読んでみて、酷く共感したので自分でも買ってしまった。

そんなわけで、今、人生は良ゲーが、手元に２冊ある。

熱心なゲムぼく。のファンか？

ゲムぼく。さん自体が非常にポジティブな人間なので、私とは全然違う。

そんな人のエッセイを読んだところで、「？？？」で終わると思っていた。

だが、やはり書き方が圧倒的にうまい。っていうか言語化が上手い。

あっという間にするすると読めてしまった。

その中には、共感するものと参考にしたいものが多数あった。

持論ではあるが、突き抜けたネガティブは、ポジティブと同じだと考えている。

「死にたい」と考えるのであれば「死ぬなら〇〇してから死にてぇな……」ってなるし、死を神聖視しすぎて「普通の死に方とかつまんないから絶対やだな……もうどうしようもないところまでいってから死にてぇな……」ってなって、生に執着し始めるたりする。生き汚ぇんだマージで！

そんなわけでポジティブとネガティブはなんだかんだ近しい存在だと思ってたりします。だからこそ共感が生まれるわけでありまして……。

特におもしろさを「見つける」項目に関しては「それだよそれぇ！」ってなるのが多かったので、是非読んで欲しい。

逆に自分は言語化が苦手だから、上手く言語化出来てるのを見て、「こいつ同じ人間か？」って思った。

本の大項目の中の、おもしろさを「形にする」の項目は何度も読んで参考にしていきたい。

幸いなことに、私も「形にする」ことには関わっているので、頻繁に読み返して血肉にしていきたい。参考になるところが多すぎるんだよぉ！！！

少なくとも自分は、人生は良ゲーだとは言えないけど、人生はクソ面白いとは思ってる。

ので、まぁ程々に人生エンジョイしながら生きていこうと思ってる。

クソゲーも「クソゲー！」って叫びながらやってると楽しいもんだよ！

人生は良ゲー

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