— 他者承認を超えて、自分の光で価値を放つ — 人はよく、「欲を手放せ」と言う。 けれど、それは本当に“悟り”なのだろうか。 少欲とは、他者の目を気にして、 「ちょうど良く」生きようとする在り方。 波風を立てない、周囲と調和する、 でもその実、自分の光を抑える生き方。 一方で、大欲とは── もっと深く、もっと根源的な「望み」に忠実であること。 「どう見られるか」ではなく、 「どう在りたいか」に従って動くこと。 称賛を得るために頑張るのではなく、 存在そのものがすでに祝福であることを思い出す生き方。 “価値創造”が、「他者に認められるための構造」の中にあるとしたら、 私の見たい世界は、その外側にある。 それは、誰かに選ばれなくても輝く世界。 自分の中心に火が灯り、 その光に惹かれて人が集まるような世界。 だから私は、少欲を卒業して、大欲で生きていこうと思う。 「もっと私でいたい」 この純粋な欲を、怖れずに抱きしめながら。
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