情報部所属のラディカ大佐はデスクワーク派であるが 以前は斥候を務め、隠密作戦に投入されていた。 しかし、"戦場に女が居る"ということを良しとしないレッド総帥は ラディカに対し、次第に充分な装備を支給しなくなった。 そこでラディカは、猫型魔獣の『ナイトスプリンター』を狩ることを中心に 自分で装備の材料を集め、自分の給料で鍛冶ギルドに装備製造を依頼し、 潜入用の専用装備を手に入れた。 それが、この姿である。 まだ半人前だった頃に自力で材料調達を行なっていたために 総面積が想定よりも足りておらず、 装備の一部はラディカ大佐が普段使用しているものを流用している。 が、ラディカ大佐がもともと有するしなやかな身体能力を補助し、 そこへさらに『ナイトスプリンター』の隠密性を得るなど 着用者の活動を補佐する機能性は充分に発揮されており、 とりあえずそのまま運用されている。
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