ごくつぶし様制作のソロジャーナルRPG『ひとりきりであるためには』を遊んでみました。
9月1日 14:00
※リアルに真夜中ではありませんが、雰囲気を出すために自室を暗くして遊びましたので、お許しを……(笑)
▼きっかけ ダイスの目:1
背後から、何かが落ちたような音が聞こえた。
真夜中の自室で、PCと向き合って作業していたのに、集中力が途切れた。
たまに洗面台の壁から、吸盤式タオルハンガーが落ちることもある。それかもしれない。
▼調べる回数 ダイスの目:5
▼調べる場所
▽1回目のダイスの目:1
洗面台に行ってもタオルハンガーは落ちていなかったから、まずキッチンを調べることにした。
シンクも三角コーナーも前日に掃除したばかりで綺麗だし、冷蔵庫の静かな運転音が聞こえるだけだ。
小腹が空いたから何か食べようかとも考えたけれど、この時間帯にそれは危ない。水で我慢しよう。
コップに水道水を注いで飲み干すと、頭が少しすっきりした。
▽2回目のダイスの目:6
次に、小さい和室へ向かった。一緒に暮らすうさぎのケージが置かれている。
うさぎは基本的に眠りが浅くて夜行性だから、真夜中にもケージの中で跳ねることはたまにある。
そっとのぞくと、うさぎは床網に寝そべってまったりしていた。
小動物が多少動いただけにしては大きい響き方だったし、やっぱり音の原因は別にあるだろう。
▽3回目のダイスの目:6
※既に調べた場所の数字が出たため、『特殊な調査方法』を適用。ダイスの目:4
何となく、和室の天井をスマートフォンのカメラで撮ってみた。
前にゴキブリが出て潰したこともあったし、虫や蜘蛛がいるなら、うさぎが嫌がるかもしれない。
うさぎの目に負荷がかかってしまうから、今回もフラッシュは使わなかった。
窓のカーテン越しに射す蒼い夜の光に、うっすらと照らされた天井。
撮った写真をじっと見ても、怪しいものは特に写っていない。
▽4回目のダイスの目:3
次に、玄関へ向かった。泥棒がドアを開けようとした音だったのかもしれないし、用心するに越したことはない。
スマートフォンも、いつでも110番通報できるように一応備えた。
サンダルを履いてドアの前に立つ。ドアに耳を付けるようにして、外の音や気配を探った。
夜特有の澄んだ空気の匂いは好きだ。けれど、不審者がいる可能性も考えると、多少緊張する。
数分待ってみても、外から足音や物音は聞こえない。気のせいだったんだろうか。
▽5回目のダイスの目:3
※既に調べた場所の数字が出たため、『特殊な調査方法』を適用。ダイスの目:5
電気を消して、しばらくぼーっと立ち尽くした。
不思議な音が聞こえた気がしたのは、作業疲れのせいかもしれない。
暗い室内で何もしないでいると、自然とまぶたが重くなってきた。
▼調査結果
結局、自宅に異変はないし、不審者もいなかった。うさぎもいつも通りだ。
やっぱり、夜更かしと睡眠不足はよくない。思考も判断力も鈍ってしまう。玄関の鍵もちゃんとかけ直したし、作業を切り上げて寝よう。
ノートPCを休止状態にして、あくびを漏らしながらベッドに寝転んだ。
今日も明日もその先も、きっと特別なことなんてない平凡な日常だろう。
▼感想
元々小説創作を趣味にしており、自分で想像して情景描写を書く流れが楽しかったです。
紙のノートや日記帳に手書きしたら、推理ゲームやホラーゲームによくある登場人物の日記や手記のような雰囲気も出て面白いかもしれませんね。
プレイ時に利用した『Web Dice』のスクリーンショットも載せておきます。
素敵なゲームをありがとうございました!
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