昔から靴下の先に穴が開くと、普段使いのものなら縫ってまた履く人でしたが、最近はかかと部分がいきなり擦れてだめになってしまい、繕う余地がない状態になります。まさかのすり足...(汗)
こんにちは、atelier*zephyrです(なぜ靴下の話...🧦)。
前回で予告したデッサンのお話というか思い出を。
その昔、基礎練習で、石膏でできた円柱や球体などを描くことをしたのですが、その日の課題は「幾何形体の石膏を頭の中で配置して描いてみる」という、ちょっと想定よりも斜め上の内容だったので、熟考の末、円錐の上に球体を乗せて描こうとしたら、先生から「現実に再現できる範囲内で」とたしなめられたのでした(滝汗)。
球体を描くのは奥が深いです。なるべく輪郭は正確な円、しかも設置点をよく考えて描かないと、床にべたっとくっついたような感じになって、とても不自然になるし、床の影もよく見て描かないと、水平垂直が狂います。なおかつ、影の入れ方もあまり細部を見すぎて書き込みすぎても、影ではなく模様のようになってしまい、これまた不自然...という感じです。慣れないうちは、描き込みすぎて画面が真っ黒になってしまったなんてことも。
そして、同じ球体でも素材によって様相が違います。石膏、ビー玉、金属、木...球体は難しさと同時に、とても描きがいがあります。
↑ 以前、5分くらいで描いたビー玉。
最近、体調を崩して一旦描けなくなったということを、以前の記事で書いた覚えがあるのですが、シンプルながら、いろいろな要素が詰まった球体を描くことでリハビリになっている気がします。
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