これは学生時代、楽曲作りをしたことがあるメンバーにお願いをして夢主に歌わせる曲を作ってみんなで盛り上がった、というレポです。
楽曲作り経験メンバーという稀有な友が周りにいたために実行できただけなので実際に夢主に曲を作るならスキマやココナラなどの有償サービスで人を探す方がよいと思われます。
ここから本題。
自分(沼崎) 夢小説を書いている人。過去は作詞とMV担当だった。
Sちゃん 音楽が好きすぎて世界をさまよってる人。ピアノと某楽器が弾ける。(ぼかし)
Iちゃん 音楽で生計たててるすごい人。なんでもできる。
「君も出世ができる」という邦画ミュージカルがあります。
実はこの映画がつい最近(最近でもないかもしれない。)テレビで放送されまして。沼崎は主演のフランキー堺のために録画しておりました。
キャッチーで明るい音楽、まあまあ雑ではあるがその違和感を上回るキャラクターたちによる魅力的な世界、とにかく金のかかった邦画です。やりたいことやりきっている感じ。
この映画を観て「わ~~!(言葉にならない叫び)」になった自分は夢創作をしました。内容は省略。まあまあシリアスなもの。
SもIも夢創作、二次創作(小説ジャンル)に触れてきているので自分も難しく考えたりしないまま「この映画おすすめ!」のあとに「夢小説書いた!」とリンクを送りました。創作物は個人サイトに置いているので。
Sはシリアスな話は苦手なので「いいや~」と読まなかったわけですがIは「夢主、これ歌えるじゃん」と言い出しました。
自分は「何言ってんだこいつ」と思ったわけですが、I曰く「こういう光景ならきっと歌を歌う」とのことでした。
自分の考えうるシーンは全く別ジャンルなものだったのですが、他人の目から見た作品にはいろんな解釈があります。
Iの話を聞いているうちに「確かに、歌ってる……!」と自分にもその光景が見えてきました。(幻覚)
ということで、夢小説読まなくてもいいからと押し切って、設定と登場人物と性格、世界観を聞いたSと、楽しそうなI、無駄に乗り気になった自分の三人で曲作りがはじまりました。
シリアスな話ですし、主人公もわりと悲観的で性格は良くないし「自分で自分のことがよく分かってないうだうだするやつ」です。
で、そんな悲しそうな奴による怒りソングを作ろうということで練っていきます。
ミュージカルナンバーとしてしっかり作るというよりは、お遊びとして1分から2分程度で聞けるレベルのもの、が目標でした。
自分が歌詞を書いて、Iが曲を作り、Sが歌ってくれました。夢主のことをいちばん分かってるのはお前だから、と言われましたが結局SやIに大変手伝ってもらいました。
(音楽とか高校を卒業したらそんなに深く考えて触れてない人間だったので………。)
Iがピアノメインで曲を作り、自分が歌詞を考え、Sが歌い方を考え……とリモートでやり続けました。離れ離れでもネット環境があればすぐにできるのがこの時代のいいところだなあと思います。
歌が完成したのはわりとすぐのことでした。お金をかけるわけでもないし、内輪で遊ぶ用のものだったし最終的には1分程度の形になりました。(これは長いのか短いのか自分にはよく分かりません。ミュージカルナンバーってそんなに時間を気にして聞いたことないな。)
曲を聴くだけ、歌詞を見るだけ、歌を聞くだけでも大はしゃぎな三人だったわけですが、意を決してこれをループ再生しながら夢小説を読むことになりました。
た、たのしい~~! すごく楽しい。リモートで大はしゃぎしてました。3年ぶりくらいに飲酒しました。
どう見てもシリアスな夢小説なのに、見れば見るほど「歌ってるよ!」「映画じゃん」「役者考えよ」「この人主人公のスピンオフ映画にしてほしい」とか言いたい放題になっていく。
夢小説という、原作ありきのお話だからこそ楽しみ方が様々なのかもしれません。
作った歌は絶対公開しない、という約束の元作られたので特にアップロードしないし解説もないのですが。
夢主に歌わせるための歌を作るのすごく楽しい! というレポでした。
おわり。
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