4月1日、明けて2日。

日帰り京都へ弾丸旅行をしてきました。

1日に沢山の方とお話をして、

ちょっとテンションが高くなってしまって、

そのままの勢いで決行しました。

1日の話は前記事にて。

朝8時だか9時だかの新幹線です。

もう夜行バスには乗られません。腰の為に。

で、京都に何しに行ったんや、と。

SSS by applibot さんの Re \ arise 展に行ってきました。

その前に新大阪に寄って、毒展を見てったのは割愛。

人が多すぎてそれどころではなかった。

日曜日やしね。

ずっとね、ずっと行こうかどうしようかって迷ってたんです。

そりゃ、行きたい。

第一線で活躍される方々の絵が無料で見られる。

言い方は最悪ですけど、実際そう。

見たいっつって見られるものでもない。

でも遠い。

新幹線高い。

懐が痛い。とっても痛い。

そも、収入が雀の涙。

って、うだうだしてたんですが行っちゃいました(σゝω・)σ

行って良かった。

作品が素晴らしいのは勿論、

印刷することの意味を考えました。すごく。

デジタルで描いたものを出力する意味、とは。

アナログのイラストは原画があります。

デジタルのイラストにも原画はあります。

大元の、全ての原点足る画を原画と呼びます。

だから、デジタル絵描きはデジタル上に原画を持つんです。

それもモニターの明るさや調整、設定、機種、型番で結構変わりますから、

描き手本人の環境でしか観測されない、とってもスーパーレアなやつ。

何それ見たい、めっちゃ見たい。

会場に再現して欲しい。

それは置いといて。

と、言うことは。

展示にしても本にしてもポスカにしても、

三次元に出力された全ては劣化するんです。

これは現在の印刷技術、或いはモニター出力ではどうしようもありません。

劣化という言葉はちょっと強すぎるかと思いますが、

やっぱり劣化なんです。

「あれ、描いてた時と違うな」が確実に起こるので。

プロでも変わるんだから、これは絶対。

RGBとかCMYKの話はまた別途。

じゃあ、確実に劣化する。

アナログ原画みたいに、描いたものそのままを飾ることはできない。

それでも印刷する意味は何か。

お金と時間と手間隙を掛けて、形にする意義は。

…

自分の作品を印刷してもらう機会を経て、

そんなことを考えましたってだけのお話です。

取り敢えず思い付くのは、先ずサイズ。

一律スマホのサイズではない形。

大きくても小さくても楽しい。

それから紙。

プラ、アクリルもそうですが、

画面じゃないところへ持っていくこと。

昨今の紙はお洒落さんがいっぱいで楽しいです。

トレペに印刷できたりね。

印刷技術が未熟みたいな話しちゃったけど、

最近の印刷はすごいよ。

蓄光とか活版とか結構色々できるよ。

あとは箔。

画面に貼れませんから。

空押しとかもね。

傾けたり何だり矯めつ眇つするならやっぱり手元に物がないと。

そういう、色味をちょっと犠牲にしても

表現したいもの、ことを、

考えてみてもいいのかな、と思いました。

Re \ arise 展は、そういう意味でもすごく面白かったです。

LAの展示も見てみたいなぁ。

一人で行く度胸は流石にないんですけど。

フットワークは軽くあれ

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