明け方の3時に、寝ているねこ🐱に蹴りを入れられているatelier*zephyrです。こんにちは(いてて)。
なんと、「害蟲展」のコンペで入選し、展示に参加させていただくこととなりました。完全に想定外でした。ひたすら感謝です。
今回題材として選んだのが、シミという1センチくらいの小さな虫で、よく古い書物や紙類からちょろちょろっと出てくる、細長い体形の方々です。英名がシルバーフィッシュ。漢字でも「紙魚」と書いてシミと読みます。すばやく動く様が魚のようだからという事らしいのですが、このシミ、ルーペなどで拡大して見ると、体表が細かいうろこのようなもので覆われています(鱗粉と言います)。全身がいぶし銀に輝く、その質感も魚っぽいかもしれません(「きららむし」などとも呼ばれます)。
古い紙や布などを食べてしまうので(実際はもっと雑食のようです)、確かに害虫なのですが、拡大して観察した姿はユーモラスかつ美しく、個人的にもどこか憎めない存在だと思っていたので、今回描いた次第です。
実は、制作過程は相当生みの苦しみで(まだ体力や画力は100%戻っていない)、ようやく楽しくなったのは完成間近になってからという状態だったので、一報を聞いたときは信じられませんでした。
展示は9月からです。
※タカラダニもモチーフの候補で頭の片隅に思い浮かべていたのですが、こちらはパターンを作ってSUZURIさんあたりで何かにできないかなと思ってます(需要ないかも💦)。
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