地元の空。この日は秋晴れの良い天気だった。
ふと見上げると、飛行機雲が見えた。
真っ青な空を一機の飛行機が駆け抜け、飛行機雲が白線を描いていたのだ。
青空をかきわけるように進んでいくその美しさに、俺は急いでシャッターを切った。
秋が深まり、気温が下がってくる頃。
この時期は、地上はともかく、上空には冷たい空気が張り出してくる。
すると、飛行機雲はこのようにくっきりハッキリと見えるようになるのだ。
これほどハッキリとした白線が長く伸びるのは、この時期ならではだ。
飛行機からまっすぐ伸びる飛行機雲を見た翌日は、秋を感じる涼しい日になるのだとか。
今年は11月に夏日という季節感のない日もあったが、ちゃんと秋らしい秋もあったようだ。
子供の頃から空を見上げるのが好きだった俺は、昔よりも「空の青」がくすんでしまったことを少し残念に思っている。
こればかりは気象の変化による影響なので仕方ないのだが、それでも子供の頃に見た「真っ青な空」は、もう一度見てみたい空である。
今の空も嫌いではないが、もう一度あの頃の空を見ることができたら…
大自然にそう願いながら、空の彼方へ消えていく飛行機を見送った。
この写真はより高精細な写真を、俺のPIXTAで販売中だ。
その他にも空を撮った写真をいくつか投稿しているので、ぜひDLしてくれ👍
<空の写真:URL>
https://pixta.jp/photo/108712812
https://pixta.jp/photo/108712819
https://www.photo-ac.com/main/detail/27807250
https://www.photo-ac.com/main/detail/28042217
<マーベリックのPIXTA、photoACのプロフィール>
コメントするにはログインが必要です