横須賀市の久里浜にある、「くりはま花の国」。
広い敷地面積のあるテーマパークだが、その敷地は海岸近くまで伸びている。
この写真は敷地内の高台のうち、海側に近い位置にあるカフェレストラン「ロスマリネス」から見られる景色だ。
この日は天気に恵まれ、遠く房総半島までを見渡すことができた。
東京湾を一望する絶景の中、ひときわ目立つ大きな煙突がある。
これが「横須賀火力発電所」の煙突だ。
実に立派な煙突である。
この発電所は東京電力が1960年に運転を始めた石炭火力発電所で、2010年まで稼働していた。
老朽化で運転を停止するも、東日本大震災による電力不足を受けて2014年まで再稼働。
その後、2016年に新設計の石炭火力発電の新設を発表し、現在に至る。
写真の発電施設はまさにその発電所であり、今は稼働に向けて準備中の状態だ。
石炭火力発電は、環境負荷が大きい。
そのため、先進国を中心に使用が懸念されている燃料だ。
かつては石炭を燃やす煙によって深刻な大気汚染が起きていたので、敬遠するのは理解できる。
だが、現代の技術をもってすれば、その問題はあってないようなものになった。
この石炭火力発電所は最新鋭の技術で石炭火力発電を行うため、環境負荷が非常に小さくなっている。
実に素晴らしい技術だ。日本は「化石賞」を送り返し、この技術をもっと世界に発信するべきだろう。
当然だが、この発電所を稼働したところで環境への悪影響はほぼない。
少なくとも、かつての高度経済成長期や現代の中国や韓国などで見られるような風景になることはまずないのだ。
環境活動家やそのもどきが大騒ぎしているが、環境を考えるならそれこそこの発電所は稼働すべきだろう。
今後、このエリアがどうなっていくのか。
この土地と自然を愛する者の一人として、見守っていこうと思う。
なお、この写真はより高精細なものを俺のAdobeStockで販売中だ。
くりはま花の国の写真はPIXTA、photoACでも公開中なので、ぜひそちらも見てほしい。
<横須賀火力発電所の写真:URL>
https://stock.adobe.com/jp/contributor/211383329/マーベリックXXX?asset_id=669484697
<マーベリックのPIXTA、photoAC、AdobeStockのページ>
https://creator.pixta.jp/@MaverickXXX
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