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GAOCHAN(ガオちゃん)

2024/02/26 20:05

貴方は欲望とどのように向き合うべきか

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  輪廻は巡ります。私達が使命を終える時、コップの水が溢れて大地に帰るように一旦は創造主の元に還ります。そして、新たな時が来ると再び個を与えられ、私達は繰り返し歴史を紡いできたのです。「縁」が新しい「縁」に繋がり、私達一人ひとりが紡いだ毎日の上に歴史が築かれてきました。

 仏陀は、個を捨てて創造主(全体)と一体の境地になることを「悟り」と呼びました。「悟り」に至ると輪廻から抜け出すことができ、創造主と一体の存在になることを説きました。個を捨てて創造主に溶け込み、一部ではなく全体の存在になることが涅槃であり、涅槃にたどり着いた存在が「仏」です。涅槃にたどり着いた魂は二度と個に戻ることはないのでしょう。

 欲を捨てて質素に生活をすることを求めたのは仏陀だけではありません。欲望の雑音を滅して内なる創造主の声に耳を済ませることが、神に近づく一番の近道なのです。

 人が欲望を持って自分の為に行動することは個を主張することに他なりません。欲望が強くなるほど、私達は「全体」から離れた存在になってしまいます。愛欲、金や名誉、権力、強い欲望はさらなる欲望を招き、時には人は欲望に支配されてしまいます。愛欲に溺れる者は孤独に苛まれます。権力に溺れる者は権力を失うことを何よりも恐れます。愛欲に溺れる者は愛が、権力に溺れる者は権力が、その者を苦しめる原因になるのです。食べても食べても空腹が満たされない地獄を仏教では「餓鬼道」と呼びます。

 人が「涅槃の境地」に入るのは大変困難なことであり、ラクダが針の穴をくぐるようなものだとされています。多くの人は静寂の世界である涅槃と、餓鬼道の間で生きるように宿命付けられているのです。大きすぎる欲望が苦しみの元凶であることに私達は気付く必要があります。すぐ側にある餓鬼道に落ちないように注意して歩みを二度と進める必要があります。

 人が使命を果たす時には、そのための力が必要です。ある程度の経済力や地位、周囲の愛情は、貴方が生活(貴方が紡ぐべき歴史)を続けていくためには不可欠なものです。だからこそ貴方は欲望が暴走しないように自分自身を見張る必要があります。そのための手段が内なる創造主の声に耳を傾け、自分に与えられた使命を自覚して誠実に実行することです。貴方に与えられた力は使命を果たすための手段に過ぎません。手段と目的が入れ替わることがないよう、いつも心を澄ませていく必要があるのです。

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