すでに4年も続いているアメリカのTikTok規制問題ですが、ついに禁止法が成立したので「規制動向まるわかりタイムライン」を更新しました。
リンク:TikTok禁止をめぐる米国vs中国―規制動向まるわかりタイムライン
3月にアメリカ議会下院を通過、行方が注目されていた上院でも通過となって、翌日バイデン大統領が署名したのでとうとうTikTokがアメリカから消えるのか……と見せかけて、そうはならないというのがおそらく現実です。
今後はまず、運営会社・バイトダンスが禁止法の違憲性を争う訴訟を提起する見通しで、他にもTikTokの買い手は見つかるのかという実際的な問題があったりと課題は山積み。
そして秋には大統領選で、バイデン大統領は果たして再選できるのか……という点も重要です。
まだまだゴタゴタする予感がしますね。動画アプリをやっている一企業がアメリカの政争の具となっていることに驚きを感じなくなりつつある筆者。背筋がうすら寒くなったりしています。
あと、「タイムライン」が4年分を越えてどんどん下に長くなったので、今回の更新では全ての事項の日付に年を入れました。TikTok規制の件を追いかけ始めた4年前には年まで書かなくても一目で全部目に入ったのですが、いやはや、こんなに長くなるとは……。
もとはといえば、アメリカでTikTokへの規制が持ち上がってからというものニュースの中身がコロコロ変わって、筆者である私自身今どうなっているのかゴチャゴチャだったので、「タイムライン」の形に整理したのが始まりの記事です。
同じように「今どうなってるの?」という方の理解の助けになれば幸いです。
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