小牧基地のローンチカスタマーであるJALマイラーさんから、体育館も作って欲しいという要望をいただき、資料も送付いただきました。 建物をモデリングするには、まず大まかな形を作って、窓の大きさや位置に合わせて刻んでいくという説明を以前しました。今回は、刻んで窓の位置に色を付けただけのものをお見せします(完成時には、刻んだ面を統合して最低限の面の数にします)。 どんな建物も、尺とかメートルなど、何等かの単位で設計されており、窓の位置などは規則正しいものとなっています。この規則性を写真から見つけ出すのが最初の作業になります。刻んでは戻しという作業を繰り返して、最適な刻み方を見つけていくのですが、この時に、頼りになるのがしっかり写った写真です。 制作中のモデルの左側に表示しているのが、グーグルの3D画像から得た画像ですが、歪みが激しく、正確な位置関係が把握しずらいですね。この時にモデルの右側に写っているような写真が1枚あると、グッと正確な把握ができるようになります。全体の大凡の構造はグーグルから得られるので、刻みの割合を得られる写真が1枚でもあると、全体の構造が把握できるのです。 本日は雨が降って農作業が休みなので、給水タンクや地下燃料貯蔵庫など、小物類を中心に作り、午後になって体育館の制作に取り掛かっています。少し入り組んだ造りになっているので、今日中の体育館の完成は難しいかもしれません。
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