ブレンダーは、ある程度習熟すれば勝手に手が動くようになります。数字を入れたり、角度を考えたりというようなことは一切不要で、画像に合わせて単純な立体を変形させて形を近づけていきます。 この街灯も、円柱と立方体の2つの立体を変形して作ったものです。マウス一つで、円柱をキュキユッと曲げたり立方体の角を切り落としたりして、資料となる写真に重なるようにします。 イメージとしては絵を上からなぞる感覚でしょうか。コマンドを入力しなくてもほとんどの作業がショートカットキー一つでできます。この街灯だと10分もあれば作れるようになりました。 学生時代(40年前です)に何日も掛けてパソコンに数字を打ち込んで、低ポリゴンのモデルを作っていた時のことを考えると本当に技術の進歩を感じます。
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