こんにちは、よしはらヨシです。
ご縁がありまして、USJにある期間限定レストラン『サンジの海賊レストラン』に昨年行ってきました!!ヤッター!!ご縁がありましてって書くと関係者だから誘われたみたいになっちゃうな。全然無関係者です。
上手い書き方がなんもわかんないので、いつも通り時系列順にダラダラと書いていきます。
※だいぶ時間が空いてから書いているので多少思い出を脚色している可能性があります。フィーリングで読んでね。
※途中ちょっと不穏な話がありますが、ハッピーエンドです。
某日、ONE PIECEが好きな友人から「おい、サンジの海賊レストラン(以下サンレス)に興味はないか(意訳)」と声がかかる。
最初は「え?何それ?サンジのやってるレストランなら行きたいが、何?」だったので軽く調べる。どうやらUSJの中で夏頃に開催されているサンジがやっているレストランだった。マジじゃん。行きた〜い!
どうやらそのレストランではサンジを含むいろんなキャラクターが店の中にいて、写真を自由に取ったり、プレートの上にメッセージを書いて反応をもらったりできるらしい。
Twitterで調べてみると、「ルフィに向けて『この肉全部お前にやるよ』とプレートに書いたら、目を輝かせてマジで料理を持っていこうとしてワロタ」だったり「男性グループでサンレス行ったけど、サンジが終始塩対応で最高だった」だったりのレポがわんさか出てくる……。
そういえば毎年夏頃にやたらクオリティの高いワンピキャラのコスプレ写真らしきものが流れてきてたけど、あれってもしかしてサンレスの写真だったのか?点と点が線で繋がった。なんでレストランっぽいところで堂々とコスプレしてるんだと思ってた。クオリティめっちゃ高かったし納得。USJクオリティだったのか。
キャラクターたちがいる世界に自分が入り込めるの、正直めちゃくちゃ面白そう。是非行きたいと回答。
しかしこのレストラン、「行きてえ、行くか」で行けるようなシロモノではなく、どうやら抽選で選ばれし者しかほとんど行けない高級レストランらしい。なので抽選申し込みをする前に「一人より二人、行こうぜ」と声をかけてくれたようだった。絶対一人の方が倍率低いだろうに、ありがとう……!
友人だけでなく私の方でも申し込めたので、お互い日程をすり合わせて計4日程くらい申し込んだと思う。
結果は大惨敗。ひとつも当選せず。一方で友人は私以外の別の人と申し込んだ日がなんとか1つ当選してたらしいので、「いいじゃん!レポ絶対聞かせてくれよな!」と伝えた。あまりの倍率の高さにびっくりしたけど妥当。以降先着販売のページをチラチラ見ていたが、どの日程も日付が変わって販売開始した瞬間に売り切れており、全く歯が立たなかった。
歯が立たなかったが、正直かなり行きたい。
諦めきれず「キャンセルとか出ないかな〜チラチラ」と何度もチケット販売ページを見る日々が続いていた。そんな時、友人から急に連絡が来る。
「一緒に行く予定だった人と行けなくなった、空いてれば行こうぜ」
FEVER TIME!?!???!?!?
というわけで行けることになりました。どうしよう、ドキドキしてきちゃった。
ルンルンでドキドキの当日。
友人と「今向かってるよ〜ん」「マジで楽しみ〜」とLINEしながらウキウキでUSJに向かう。
しかし突然既読表示が付かなくなる。しょうもない会話だったので、別に会話が切れても不思議ではないのでこの時は全く気にしていなかった。
11:00頃にUSJに到着。8月の猛暑日。暑すぎるので日陰に入り、11:20頃に「パーク入ったよ〜ん」と連絡。しかし既読はつかない。
サンレスの開演時間は12:00開演。案内によると11:30から受付を開始するので、11:45までにはサンレスの前に来ていてねと書かれている。
「まぁまだ時間あるし大丈夫だろう」と思いながら待つも11:40に。この間も「ここで待ってるよ~ん」「今どこ?」と連絡するも既読がつかない。チケットを持っているのが友人であることと、本人確認も友人で登録されているため、私はどうすることも出来なかった。
なお、この友人とUSJに来るのはこれでもう何回目だ?というくらいに来ていたので、正直慢心しており待ち合わせ場所や待ち合わせ時間を事前に全く決めていなかったのだ。アホアホのアホ。
まさかそんなことになるとは知らず雑に撮ってた地球儀
移動してサンレスの前に行くも続々と入場が始まっている。もちろん友人の姿はない。
ハイパー夏嫌い・暑がりな私なのに、この時ばっかりは嫌な想像をしてしまい冷や汗が流れた。
「事故にあってるんじゃないか……?」
一回考え出したらそうとしか考えられず、嫌な想像がグルグルとめぐる。熱中症で倒れた?車に轢かれた?事件に巻き込まれた?
もう12時を回っていたが、サンレスなんて言ってる場合じゃない。
サンレスの前でどうすればいいかひたすらに考える。友人の家族に連絡?しかし知るわけもない。パーク内で倒れている人がいないか確認?でも私がここを離れたらすれ違ってしまうかも。
12:05頃、流石にもう動いてもいいだろう、スタッフに声をかけようと思ったその時、遠くに友人の姿が見える。
「良"か"っ"た"〜〜〜!!!!!!」と叫んでいた気がする。いや言葉になってなかったかも。本当に無事で良かったと思った。何があったかなんてどうでもいい、ひとまず嫌な想像が現実じゃなくて良かった。何があったかぶっちゃけこの際どうでもいいが、事件に巻き込まれて無いかだけは確認しようと思ったその時、
「スマホ、スられた!!」
と友人の口から告げられる。え?
え?
とりあえずスタッフさんに謝りながらサンレスに遅刻入場をした。本人確認書類は財布に入っていたので、スマホのQRチケットのようなものが無くてもどうにかなった。
スマホ、スられた?
よくわからないが、案内されるままに進んでサンレスに入場した。
入場すると、サンジやルフィ、ゾロ、デュバルがてんやわんやしていた。「せっかくレディたちが来てくれたのに、お前らまでどうしているんだよ!帰れ!」みたいなことをサンジが言っていたと思うが、こっちもてんやわんやだったのであまり詳細を覚えていない。すみません。
そんな中、遅れて入ってきた私たちにサンジが目配せして笑ってくれていた記憶がある。会話劇しながらそんな余裕が?遅刻カス客にも優しいのか?おいおい、好きになっちゃうよ。
席には「1」と書かれており、どうやら自分たちの席は1番テーブルであることがわかった。遅刻してきたのにめちゃくちゃいい座席だ。も、申し訳ない……!
最初の料理とドリンクが運ばれてくる。ちょうど会話劇も終わり、キャラクターたちも歩いていろんな人のテーブルに回り出す。
周りの人もおしゃべりしたり、キャラクターたちにカメラを向けたりし始めたのでもう聞いてもいいだろう。
「スマホをスられたって何???????」
あまり詳細は書けないのでふんわりと書くと、
来る途中にスマホをスられた
時計もないので時間がわからない
とにかくサンレスに間に合うように急ぐぞ ←イマココ!
という話でした。「いやサンレス来てねえで警察呼べよ!」とキレた。でもせっかく当選したチャンスを無駄にはしたくなかった気持ちもわかるのであまり強くは言わなかった。というかそもそもスマホをスったやつが9割悪い。1割は事前に待ち合わせ場所と時間を決めていなかった私たちですが……。
ちなみに友人の名誉の為に言っておくと、「電車の中でスマホを置いて寝てた」とかそういう無防備な状態で盗まれたわけではなく、普通にしていて強引にスられたので防ぎようはないやつでした。あまり詳細を書くと悪い人に悪用されかねないので割愛します。
ちなみに友人は入場ゲート付近で私を探していたらしく、ずっとすれ違い続けていたらしいです。ごめん!ごめん!ごめん!
普通にめちゃくちゃ心配なので、ご家族に連絡をとって「iPhoneを探す」をしたり、スられた付近の施設や駅に連絡するための電話番号をメモっておいたりしつつ、「まぁ確かにその時警察行っててもすぐにスマホ戻ってきてなかったと思うし、とりあえず楽しむか!」と気持ちを切り替えて、サンレスをエンジョイすることに。みんなは絶対すぐ警察行こうな。
友人撮影の写真。
最初に運び込まれた料理をとりあえず食べる。これは「よくばりなキミのためのオードブル ~エビとマンゴーのヴェリーヌ、サーモンマリネ、サーディンとタプナード、チキンのタルタル、グレープとビーツ~」。お互いマジでバタバタしてたけどちょっとずつ落ち着いてきた。おいし〜。オードブルとパンを交互に食べて「美味しい!美味しい!」と言いながらも、会場内を歩き回るキャラクターたちを眺めていた。
あまりこういうことを言うとメタいので良くないのかもしれないが、コスプレのクオリティが本当に高かった。コスプレというかキャラクターの所作のトレースが主に。プロってすごいな〜〜!と思って魅入ってた。調べるとどうやらUSJ内の他のショーで踊ったり歌ったりしている役者さんらしい。
なんだかんだで色々あって疲れて極度の空腹状態にあったので、すごいスピードで食べ進めていると目の前にサンジがやってくる。近くてびっくりした。
何やら手にハート型に切り抜かれたゼリーのような物を持って、オードブルに乗せようとする……も、驚いた表情でこちらとオードブルを交互に見ている。え?なに?俺またなんかやっちゃいました……?
どうやらオードブルの真ん中に置かれたヴェリーヌに、サンジがハート型のゼリーを乗せることで完成する料理だったらしい。目の前には食べかけのオードブル。おそらく遅刻入場してきたせいで思いっきりその説明を聞き逃していた。流れていたとしてもちゃんと聞けていなかった。サンジ、ごめん!
というわけで食べかけのお皿の上にハート型のゼリーを乗せてもらいました。こんなことをした私にもサンジは優しかった。ありがとう。多分レディじゃなかったらつまみ出されてた。レディで良かった~。本当にすみません。
つらすぎたけど撮った
メインの「おれの愛を秘めたメインディッシュ ビーフステーキ ポテトと枝豆のタンバル仕立て ~情熱的なグレービーソース~」が運ばれてくる。ここでサンジが「レディたち、料理にはメッセージが隠されているから見つけてみてね」みたいなことをアナウンスしてくれた(しかもちょうど私の皿を指さして近づいてきてくれた記憶がある。思い出を美化していなければ)。私は何の前情報も無かったので「え!?なんだろう!?」みたいなすごい新鮮な反応をしてしまったのだが、その反応を見てサンジがニッコリしてくれて嬉しかった。happy。
友人撮影の写真。この記事の中に出てくる上手い写真は全部友人撮影。
食事を取り始めて少し落ち着いてきたものの、まだ心は全然「え?スマホ盗られたのヤバくね?」となっており、あんまりキャラクターたちがどんな会話をしていたかは覚えていない。
あんまり覚えていないが、デュバルがやたら盆で身だしなみチェックをしていたのはしっかり覚えている。座席的に良く見えたので写真も残っている。
奥にルフィもいるが気にかけずにハンサムチェックをしている。
他にも客席のレディたちに絡みに行くキャラクターたちの写真や動画があるが、だいぶ他の人が写ってしまっていて編集がめんどくさいので割愛する。行ってからだいぶ経ったけど今でもたまに動画を観返してニッコリしてる。
そんなこんなでデザートがやってくる。「レディのお気の召すままに 燃える恋のシブースト フルーツ添え」だ。
デザートと一緒にチョコペンを手渡される。調べた感じ、例年こういったデザートに好きなメッセージを書いてキャラクターたちに見て貰ってあわよくば反応を貰える、ファンサタイムみたいなものがあるらしい。
メッセージを好きに書いていいということは知っていたが、特に何を書くかは考えていなかった。しかしサンレスに入ってデュバルの挙動を見ていたら「反応を貰うなら是非ハンサムから貰いたい」という気持ちになっていっていた。ハンサムってすげ~。
というわけでハンサムにメロリンと書いた。チョコペンで字書くの難しすぎる。猛者はどうやら絵を描いているらしいが絶対に無理。修行してから行かないと無理。
ちなみに友人は「スマホなくした なぐさめて><」と書いていた。本当はもっと書きたいことがあったのかもしれないが、そりゃスマホ盗られたら書いちゃうわ。
記憶が正しければサンジが各テーブルを回ってさくらんぼを(レディ相手であれば)丁寧に添えていっていたが、テーブル番号が1番だったこともあってメッセージを書き終える前にさくらんぼを置かれてしまった気がする。デュバルにムキーッとなるサンジを是非見たかったがこればっかりはしょうがない。ちなみにこの後デュバルは回ってこなかったのでちょっぴり悲しかった。席とタイミングの運要素はデカそう。
私がバクバクとデザートを食べていると、マルコがやって来て友人のプレートを一瞥する。マルコはギョッとして友人の顔を見た後、乾杯のポーズを取って友人に乾杯を求める。友人はニッコニコで乾杯してた。happy。
マジで嬉しそうな顔してた写真だった。(再現)
友人が「スマホ、スられてよかったかもしれねえ」みたいなこと言ってたので「いいわけねえだろ!」と言った記憶だけうっすらある。
このあたりで最後のキャラクターたちの掛け合いタイム。キャラクターたちがなんやなんやで横に捌けて行く。その時にデュバルが近くに来て喋り出したので動画を回していると、まさかの私へのファンサを頂けた。おかげであのヘタクソなウィンクをありえないくらいの接写で動画に残せた。流石にテンションが上がったけど接写過ぎて面白い。これも本当は見せたいけど動画なんて尚更編集が面倒なのと、動画はネット上にアップしちゃいけない規約なので割愛します。俺だけの思い出な。
デザートを食べ終えた頃、スタッフから「席の番号順に写真撮影をします」といった案内が入る。席番号が1番なのですぐに呼ばれた。キャラクターたちとの写真撮影タイムだ!
写真に写るのが極度に苦手な私ですが、せっかくだからと結構はしゃいでた記憶がある。けど自分たちの顔が写らないポーズを撮ったのではしゃぎがあまり今見てもわからなかった。ウケる。
これにてサンレスは終了。欲しい人だけ現像された写真+好きなキャラクターの写真を買えるので買いました。まんまとね!
以上がワタワタしながらも満喫したサンレスのレポでした。めっちゃ楽しかったです。男性グループに露骨に塩対応するサンジが見れたのめっちゃ嬉しかった。ありがたいことに今年も行けることとなったので、色々ちゃんと考えてからサンレスリベンジ、参りたいと思います。
サンレスのレポは以上となりますが、友人のスマホはどうなったかと言いますと、スられた地点付近の商業施設に落とし物として届けられておりました。おそらくスマホにロックがかかっており犯人もどうしようもなかったのでしょう。幸いSuica的なものにチャージもしていなかったので、被害は限りなくゼロに近く済みました!良かった~!
でもサンレスを落ち着いた心で楽しめなかった罪は重いので、泥棒カス野郎のことは一生呪います。みんなもスリには気を付けよう!!!
一旦忘れないうちにと急ぎ足で書いたので、追記するかもしれません。記憶って全然薄れちゃうね。今年のサンレスは行ったらすぐにレポ書きます。気力があれば!
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