一昨日の震度5弱の地震の後、小さな地震がずーっと続いています。昨夜も震度4の揺れがありました。被害は何もなかったのですが、気持が悪いですね。震央分布を見ると、少しずつ東の方に拡大しているような。南海トラフ地震とは直接つながりにくい箇所のようですが、大きな地震の予震である可能性があると思い、家の内外に危ない所がないかチェックして回りました。 日向灘沖は、南海トラフ地震の震央域の南端に位置していますが、日向灘沖単体としても過去に何回かM7クラスの地震が起きています。M7クラスならば、震央が深く陸地からも距離があるため、揺れも津波もそこまで被害が出ないのではないかと思います。この際、中程度の地震として地殻の歪みを吐き出してしまった方が、巨大な南海トラフ地震に連動してしまうよりも、むしろ望ましいのかもしれません。 文部省が、地震調査研究推進本部という機関を設置していることをご存知ですか。ここでは、地域や都道府県ごとの地震活動の特徴が分かりやすく解説されています。これを見ると、日向灘での地震発生率(M7クラス)は、今後30年以内の地震発生確率は80%程度とのことです。いつ発生してもおかしくないですね。小さな地震が続いている間は用心することにします。 皆様もこの機会に、ご自分の済む地域の地震活動の特徴を確認されませんか?むやみに恐れるよりも、危険性を正しく知り、用心深く備えることが安全に繋がると思います。 地震本部 都道府県ごとの地震活動へのリンク https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/
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