皆様が植えた桜島大根も、そろそろ収穫期でになっているのではないでしょうか。直径50センチ位まで大きくなるのですが、あまり長くおくと筋っぽくなるので、食べ頃はバレーボールサイズ位です。鹿児島だと、9月に植え付けして、翌年の1月末から2月一杯に収穫することが多いです。
収穫した桜島大根は、茎の部分と、根っ子の枝分かれした部分を切り落として、スイカを食べる時のように、垂直方向に8等分にします。切り分けたスイカのようになったら、端っこの角の部分は切り落として、味噌汁に入れたり、煮物にしたりします。普通の大根に比べて、柔らかくてすぐに味が染みます。
真ん中部分は、できるだけ薄く切っていきます。断面がイチョウの葉のようになりますね。我が家では1ミリメートルほどの厚さに切っていますが、歯ごたえを楽しみたい方は、2~3ミリ位の厚さに切ってもいいかもしれません。
切った桜島大根をタッパーに敷き詰めて、桜島大根の高さのだいたい半分位まで寿司酢(市販の寿司酢で構いません)を入れます。全体が浸かっていなくても、大根から大量の水分が出るので半分で十分です。コツは切れる包丁を使うこと、包丁が切れないと、断面がゴツゴツするので、水っぽくなってしまいます。
好みによって、柚子の皮を入れたり、市販の乾燥柚子の皮の調味料を入れるとより風味が増します。レモンや蜜柑の皮も十分代用になります。我が家では、日向夏の皮を冷凍して取っておいて、細かく刻んで入れています。
寒い地方では、なかなか大きくならないかもしれませんが、春になって暖かくなると、みるみる大きくなるので心配ありません。ただし、気温が下がりすぎて凍ってしまうと、芯が腐ってしまうことがあるので、鉢植えしている場合は、室内などに異動した方が無難だと思います。芯が腐っても、切り分けて腐った部分だけ捨ててしまえば残りは食べられます。
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