皆様、先日ぶりです。泥眼書房の江古田です。
OFUSEでの記事更新が半年近く滞ってしまったことを反省し、今後は16日の招文堂さんでのお店番にあわせて記事を毎月更新していこうと思い立ちました。
とくに(報告するほどの)活動がない時でも、身の回りのゆかいなことをそっとお届けできる場であればよいと思います。今回のヘッダー画像みたいに。
それでは以下、おしらせです。
ひとつ前の記事でお伝えした通り、きたる5月11日(日)、東京ビッグサイトで開催される文学フリマ東京40に出店します。
📍ブース:【C-30】泥眼書房
🗓5/11(日) 12:00〜17:00
🎫入場チケット制/1000円
🏢東京ビッグサイト 南1-4ホール
今回は入口からわりと近しいエリア。ありがたい。
今回のために作った新刊こそありませんが(「ある神話」は前回の文学フリマ東京39の新刊です)、代わりに書き下ろし短編「桃」を収録した投げ銭制の小冊子「泥眼通信 vol.7」を持っていきます。イベントのたびに短編を書くというようわからん縛りに苛まれているのですが、今回も短いながら読み応えのある短編となっております。
売れない画家の「私」と早逝した妻。空虚な心の隙間を埋めるように、男は妻の最期の願いを叶えようとする……。エセ昭和文体で送る、どこか退廃的な幻想怪奇短編です。
こちらの冊子は基本フリーですが、気に入っていただけた場合はお気持ちとして投げ銭をいただいております。とはいえたくさんの方に読んでいただきたいので、ブースにお立ち寄りの際はぜひお気軽にお手に取ってご覧ください。
毎月16日を「泥眼の日」と銘打って行っている、吉祥寺の文芸同人誌専門シェア型本屋「招文堂」さんでの江古田のお店番。
先述の文学フリマ東京40との兼ね合いで、5/16のお店番はお休みさせていただきます。
6月以降は通常通り行っていきますので、よろしくお願いいたします。
委託させていただいているシェア型本屋「招文堂」さんご協力のもと、泥眼書房ワークショップ動画「手書きPOPを書いてみよう」を制作しました。
サムネイルのPOPを実際に制作しながら、使用道具やPOP文字の書き方をレクチャー。基本をおさえてホントに書ける、わりとガチのハウツー動画です(なおPOPには「おいしいカレーもあるよ〜!」と書いてありますが、スモールノジッケンカフェの営業は現在終了しております)。
また、コミッションサービス「つなぐ」および「SKIMA」にて、手書きPOPの制作サービスも承っております。ご指定の作品を元に、本屋さんに飾ってあるようなPOPをお作りします。
・「SKIMA」本屋さんみたいな手書きPOP制作【えらべる3プラン】
ここだけの話、招文堂さんに委託されている店主さんの中にこちらでご依頼いただいたPOPを掲示されている方がいらっしゃって、うれしい限りです。招文堂へご来店の際はどこに江古田のPOPがあるか、探してみてくださいね。
神父と悪魔のコンビが送る童話読み解き系ライトファンタジーミステリー「ラントバルト奇譚」 、最新エピソードの「ブラウンベリーの狂犬」編が完結しました。
見習い神父として田舎の教会に赴任してきたイーライが、教会地下に囚われていた悪魔コンラッドと先輩神父であるマクウェルに振り回されながら、にわかに巻き起こる不思議な事件の謎を童話を頼りに解き明かしていく…という、江古田初の長編ファンタジーミステリー。
2021年11月から書き始めたこのシリーズもはや4年目。スランプに時折苦しみながらも、しっかりしっかりと完結に向けて書き進めているところです。
長編ではあるものの情景描写をとことん分かりやすくこだわっているので、まるで映画を観るように光景が目浮かぶ、小説は苦手だけどこれはサクサク読みやすいとお褒めの言葉をいただいているのが自慢です。ひとさまからのお褒めの言葉は軽率に掲げていきます。うれしいから。
なお前編は書籍になっておりますが、こちらは在庫限りです。後編の書籍化に合わせて再販予定ですが、あらかじめご承知おきください。
さてヘッダーの画像。近所に咲いていたオオイヌノフグリです。ちいこい花を接写で撮るのが好きで、よく地べたに這いずるようにしてスマホのカメラレンズを向けています。
ハナニラなんかも咲いている。かわいい。
春はいろんな花が見られていいですね。桜の余韻を味わう間もなく今週末は真夏日に突入するそうですが、どうぞ皆さんもお身体にはお気をつけください。
それでは!
コメントするにはログインが必要です