天地人ということばがある。天あり地あり人あり。天気・天候、地理地形、農作物や畜産など自然など、人為の及び得ない要素がある。一に天を神とするなら二を地とし三を人とする。人(三)が一の神(天)に畏みもうすのが「神道」なのではないか。不吉なことが起きるのは、神様のせいではなく人がよくないことをしたからだ、と人々は考えた。そこで、今でいう「責任転嫁」という概念(考え方)も発生したのではないか、と考えられよう。菅原道真を人から神様にしたのも、人のくくりからはずせば、人災ではなくなる(ことになる)のである。
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