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トランジスタ a.k.a 烏丸虎

2025/05/07 09:00

[R18] 赤いたぬきと緑のきつね(X投稿版)

カテゴリー:
水星の魔女Twitter投稿SSR18
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 赤いきつねと緑のたぬきとのコラボで、赤いたぬきなスレッタと緑のきつねなミオリネさんの書き下ろしイラストクリアスタンド&コラボパッケージが来るってことで、テンションぶち上がって書いた奴。カップ麺のコラボパケが貰えるジャンルに居るのだという驚きと、描きおろしたぬスレちゃんきつねミオさんかわいいやったー!の熱い気持ち、届け公式に。いや折り返し部分書いたらR18なっちゃったからやっぱ届かなくていいかも。

 それはそれとしてサンプルのスレちゃんの尻尾がしましまだったので、狸じゃないやんけという指摘が嵐のごとく吹き荒れていた。天下のたぬきマリオが縞々尻尾なので、パブリックイメージ優先したんじゃね? とは思う。実際の商品は修正されているパターンもあり得る。実際ブルーレイボックス2期3巻の表紙絵、サンプル投稿の時エルノラの腕が生身だったけどそっと修正されてたことあったし。

 ちなみにトラはどん兵衛派です。だいなし。


25/05/13 Pixiv版を投稿しました。

 [R-18] #スレミオ 饂飩蕎麦より貴女の傍 - トランジスタの小説 - pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=24767473


 以下、本文。

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[R18] 機動戦士ガンダム 水星の魔女 二次創作小説 スレミオ

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 今日の私はタヌキなのです。鏡の前でくるっとターンして、丸いお耳としましまの尻尾がふわふわと揺れるのを、ふふんとご満悦で眺めてました。なんか会社のPRとして、カップ麺を売り出している所とコラボすることになったんだそうです。カップ麺のどこがGUNDと関係あるのかな。もしかしたらミオリネさんカップ麺好きだから、特に関係ないけどコラボしますよって話なのかも。

「お疲れ、スレッタ。撮影どうだった?」

 お部屋に戻ってきたミオリネさんの頭にもふわふわのお耳とふわふわの尻尾が着いています。ミオリネさんの方はキツネって動物なんだって。パンみたいなこんがりとした色と白い毛の色が、ミオリネさんの髪色によく似合ってます。

「オーケー貰いましたよ! でも撮影、ミオリネさんと一緒が良かったです……」

「ピン撮りが先方の要望だったんだから仕方ないでしょ」

 パッケージに使うからってことで、ミオリネさんとは別々の撮影でした。加工のしやすさを考えるとこっちの方が良いってのは分かってるけど、私はミオリネさんと一緒が良かったです。しましまの着け尻尾を掴んで口を尖らせてると、ミオリネさんに「我儘言わないの」と笑いながら窘められちゃいました。

「それよりさ、カップ麺貰って来たの。お昼にどうぞって。食べよっか」

 そう言ってミオリネさんが机の上に置いたのは、今回のコラボ商品の二種類のカップ麺。赤いパッケージのたぬきうどんと、緑のパッケージのきつねそばです。

「そう言えばなんで赤いタヌキと緑のキツネなんですかね?」

 お湯を注いで待つ間気になったことを呟くと、ミオリネさんはさっと端末を取り出して調べ始めました。頷く度に頭の上でお耳がぴょこぴょこ揺れてます。

「この会社は元々パケが赤色のきつねうどんのカップ麺を出していて、後発のたぬきそばのカップ麺を発売する時に補色の緑を選んだみたいね」

 こういう時の調べものの速度と精度、内容をまとめて簡単に説明してくれるところは流石ミオリネさんです。前にチュチュ先輩が〝人力アシスタントAI〟呼ばわりした時はミオリネさんにキレれてたっけ。エアリアルのOS音声、ミオリネさんの声にしたらもっと決闘がんばれそう、なんて言ったら怒られちゃうかな?

「ほしょく?」

「色相環の反対側にある、お互いに引き立て合う色の組み合わせのこと。狐と狸も、日本では昔から人を化かす動物としてセットで扱われることが多いみたい」

 なるほど。赤いきつねと緑のたぬきがあって、うどんとそばを入れ替えたコラボ商品だから赤いたぬきと緑のきつねなのか。カメラマンさんも「お二人のイメージにぴったりですよ」って言ってたけど、私の髪色と学校の制服の色のことを指してたのかな。それにしても狐と狸がセット扱いで、色も赤と緑で互いに引き立て合う色だなんて、すごく素敵です。

「なんだかミオリネさんと私みたいですね!」

 素敵だという気持ちを共有したくてそう言ってみると、ミオリネさんはちょっと驚いたみたいに目を見開いて、それから目を細めて笑ってくれました。

「そうかもね。あんたなんとなく狸っぽいし」

「え、どこがですか!?」

「顔の印象? 丸顔で、眉毛太くて……あ、ほら、こんな感じ」

 ミオリネさんが見せてくれた端末の画面にはむくむくのこげ茶色の毛玉が映っています。丸いお耳に短い手足、ずんぐりむっくりとした体にもっふもふの毛が生えています。これがタヌキなのかな。実の所タヌキがどういう生き物なのか私は知りません。ポーズを取るように言われてガオーってしたら怒られました。

 考えこんでいると、画面を見ていたミオリネさんが突然笑いだしました。ミオリネさんが楽しそうにしているのが嬉しいので着け尻尾をゆらゆらと揺らしてみると、ミオリネさんは更に楽しそうに笑います。

「『アライグマと混同され、縞模様の尻尾で描かれる事が時折ある』だって」

「え゛!? 私タヌキじゃないんですか!?」

 そんな、私の尻尾しましまなんですけど!? ふわふわの尻尾を掴んで愕然としちゃいます。今日の私はタヌキじゃなかったみたい。そんな私を見て、ミオリネさんはふにゃっとした、蕩けるような笑みで笑いかけるのです。

「んー? 可愛いからいいんじゃない?」

 その声に、視線に、あまりにもたくさんの〝好き〟が込められてて。

「あはは、顔真っ赤にしちゃって。ほら5分経ったよ。食べよ?」

「~~っ、もう! ミオリネさんもとっても可愛いですよ! 食べます!」


 後で先方に相談したところ、普通に間違いだけどよく撮れてるからこのまま行きましょうということになりました。なのでコラボパッケージの私は、しましま尻尾のタヌキっぽいスレッタ・マーキュリーなのでした。

 おしまい。


 ---

*ここからR18。スレトップでミオボトム。生えてない。


 そう、尻尾がしましまだろうとなんだろうとどうでも良いのだ。この子はキャラクター化された狸みたいな、可愛いらしいだけの生き物じゃないのだから。

「お揚げにお出汁が沁みてて、噛むとじゅわーって溢れてくるんです」

 ふーふーと、そばを啜る前に冷ますように息を吹きかけられて、その余りにももどかしすぎる刺激に身を捩る。ズボンもタイツも脱がされて、大股開きに股間を曝け出させられて恥ずかしいのに、スレッタの手ががっちりと押さえつけてくるから逃れることは出来ない。手の力強さにどうしてもこれからされるであろうことを考えてしまって、お腹に力が入ってしまう。

「ミオリネさんのここもお汁溢れてきてます。きっと甘くて美味しいですよ」

 息が乱れる。まだ触れられてすらいないのに、こうして見下ろされているだけで私はどんどんおかしくなる。全てを曝け出して器に盛られた料理のように愛する人に貪られるのを待つ時間は、私の取り繕いを引きはがすのに十分すぎた。

「すれった、はや、く」

 はい、と頷いてスレッタは私の秘部に口をつけた。間を置かずに熱い舌が陰唇をこじ開け、私のそこを味わい尽くそうと艶めかしく蠢く。

「はっ、はっ、ぁっ、あぁ!」

 新鮮な空気を求めて不安定に息を吐くと、自分のものと思えないほど甘えた声が出た。最初の頃は意地を張って口を閉じていたけれど、我慢するよりも声が出るに任せた方が息が苦しくないし酸欠気味にもならないと気が付いてしまうと、流石に諦めるしかなかった。仕方ないのだ。なにせスレッタの攻め方がねちっこいから、体力を温存する必要がある。決してスレッタが喜ぶからではない。

「あっ! あ……すれ、い……っ!!」

 じゅるじゅると愛液を啜る音が室内に響く。スレッタの分厚い舌に舐られ、奥を抉られ、熱いような鋭い痛みのような抗いがたい快感が弾ける。目の前がちかちかして思わず身を捩ると、可愛らしいふわふわの丸耳を着けたスレッタが私をじっと見ていた。くりくりの真ん丸のお目目が、善がる私を無邪気に見つめる。

 スレッタが狸っぽいというのは前々から思っていた。生息地域が限定されている生き物だが、狸は雑食性で他の個体や他の種と採食面で競合しない為、排他性が低く非常に温厚なんだそうだ。縄張りも持たないし、同じイヌ科でも縄張りを固持し、巣穴を代々引き継ぐような狐とは大違いの生き物だ。

 ただ、スレッタは可愛くて温厚なだけの生き物じゃない。真ん丸だったそれはうっそりと細められて、興奮で鮮やかに色づいた瞳が獰猛な激しさを帯びる。

「っあ゛、だめだめ、すれっ──!!」

「ひおりねさん、おいひいれす」

 揃えられた指が勢いよく突き立てられ、ぐちゅぐちゅと私の内側を犯し始める。スレッタの指は長くて自分でも触れたことの無いような一番奥に届いてしまうから、突然の強すぎる快感に喘ぎながら、もう自分がこの子相手じゃないと満足できないのだという悦びに焦がれた。スレッタの指で、唇で、体で愛されてる度に、この広い宇宙の中からお互いを選んだってこと、感じられるから。

 だからもっと激しくしてもいいよ。壊してくれてもいい。もっと愛して、きもちよくして。名前を呼んで、めちゃくちゃにして。スレッタ、私のお婿さん。

「ふふっ、お澄ましさんなミオリネさんも可愛いですけど、素直なミオリネさんはもっともーっと、可愛いです。もっともーっと、見せてくださいね」

 心底嬉しそうにそう囁いてくれるスレッタは、無邪気で可愛いだけじゃなくてどこか妖艶で、ほらやっぱり私のスレッタはこういう生き物だと強く思った。


「そういえば、〝人を化かす動物〟ってなんですか?」

 さすがに途中で外れてしまった狸と狐の尻尾をふわふわと弄びながら、スレッタは思い出したように訊いてきた。先ほどまで私を滅茶苦茶に犯していたとは思えないゆるゆるふわふわした笑みにつられて、私も思わず笑ってしまう。とても可愛いけど全然可愛くない。腰ダルすぎて動けないんだけど私。

「狐や狸みたいな生き物は、別の生き物だったり物に化けて人を騙すって言われてたらしいのよ。食べ物盗んだり、生気を吸い取ったり」

 地方によっては可愛い悪戯程度だが、人を殺戮して喜ぶ類も伝承として残っている。人を化かす動物としては狸と狐はトップクラスに有名らしい。

「……あんたは間違いなく、狸は狸でも化け狸の類よね」

「えー、なんでですか。私、人を騙したことなんてないですよぉ」

 不満そうに尖ったスレッタの唇を摘むと、一転して声を上げて笑う。いや、私は随分あんたに騙されたわよ。何も知らないおどおどしてる田舎者だと思ったら意思が強くて頑固で、温厚で優しいのに苛烈で激しい。惹かれて、気が付いたら心奪われてた。

 化かされてるのならそれでもいい。一生私を化かし続けてね。


20250507 by トランジスタ@TRY_Sound

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