北宇都宮駐屯地　残っていた隊舎を作りました。

　今日は２階建ての隊舎を作りました。基地が開放された時も立ち入り禁止エリアになっているようで建物の表側の詳細な画像は見つからなかったのですが、ヘリを写した写真の背景に裏側が映り込んでいたものがあったので、参照して作りました。どうしても、詳細部分は推察で作らざるを得ないのはお許しください。 　先日、「自衛隊の基地を作ると敵対国やテロリストに基地の情報が漏れてしまうのではないか」という心配のコメントをいただきました。年に数回は同じようなコメントをいただきます。このようなコメントをいいただくのは年配の方が多いようです。 　以前、私も自衛隊のOBの方から、基地の建物の位置とか使用目的は防衛秘密になっていて写真撮影も厳重に禁止していたと聞いたことがあります。米軍基地など、写真を撮影しただけで連行されて事情を聞かれたこともあったらしいです。そのような年代の方にとって、基地をシーナリーにして、基地内の情報がテロリスト等に渡ってしまうのを危惧するのは理解できます。 　しかし、現在は誰でもグーグル・アースで詳細な衛星写真を見ることができます。Google Earthの３Dビューを見れば、建物についてもシーナリーと同等以上の情報が得られます。現在、Google Earthで見られるような建物の位置とか形は、防衛上の秘密でも何でもなくなっているのです。 　他の基地のシーナリーを作った際に、自衛隊の広報に連絡して「公開された情報と、Google Earthから基地のシーナリーを作成するのに何の問題もない」ということを確認しています。また、基地作成の際に、米軍の元司令官や自衛隊の元幹部の方から資料提供をいただいたこともあります。私が作った拙いシーナリーが国の安全を揺るがすようなことはありませんので、何もご心配いりません(笑)。