取り急ぎ忘れないうちに箇条書きで!
もちろんネタバレがあります。30年前のゲームだから流石に許してください。
プレイしてない人は是非プレイしてから読んで欲しい。頼む。Switchで出来ますので。何卒。
確かに「UNDERTALE」「MOON」が好きならプレイしておくべきゲーム。どう考えても同じ系譜、というかこれが最初なんだろうな……。この時代にこのクオリティ、この発想のゲームが出ていたということに価値があると思う。
これはどうしても仕方ないんだけど、現代のゲームに慣れてしまっているので物足りなさや煩わしさはあった。操作性の問題なのでこれは本当に仕方ない。
母親がリアタイでMOTHER2をプレイしていたらしいんですが、母親の当時の年齢を考えると「その歳でこのゲームやったらさァ!!もうさァ!!めちゃくちゃになっちゃうじゃん!!」になった。普通にラスト周辺激アツすぎて叫んだ。なんのネタバレも食らわずにこのゲームをプレイ出来て良かった。
最初に好きな料理とカッコいいと思ってるもの(だったと思う)を入力させられた時、「聞くだけ聞いてどうせゲーム内で使わない情報だろ」と思ってたらバリバリ関与してきてびっくりした。この時代のゲームでそんな粋なことするんだ……。すげえ……。
私は好きな料理を「ぎょうざ」、カッコいいと思うものを「よこやまゆう」にしたのですが、主人公がスキル「PKよこやまゆう」を覚えた時は大笑いしました。これ当時の小学生はどうなってたんだろう。「PKドラゴン」とか「PKイケメン」とかが多発したのかな。面白い。
ゲーム内の主人公のママが、家に帰るたびに「あなたの好きな”ぎょうざ”を作っておいたから、食べてから冒険に出なさい、ホラホラ!(意訳)」と言って私の好物の餃子を出してくれるんですが、その演出を初めて見た時は「ネス(主人公)はお母さんに愛されてるんだな~~いいわね~~私も実家の餃子食べてえ~~」という気持ちと、「今ではこういう演出はありふれてるけど、当時は画期的だったんだろうな~」という気持ちで見ていました。
夢の無い話、ゲーム内ではホテルにお金を払って泊まっても、家に帰ってママのぎょうざを食べても回復量が同じだった為、どうせならお金のかからないほうにとよく家に顔を出していました。最低?序盤は特にお金が足りなかったのでよく帰っていました。顔出し過ぎて全然旅してる感なかったな。今思えば。その度にママにぎょうざを振る舞って貰っていたのですが、段々と慣れていきあまりぎょうざに感動は覚えなくなっていきました。仕方ないね。あとストーリー中盤を過ぎるとお金に困らなくなっていったので、なかなか家には帰りませんでした。かなり遠くの町まで行ってしまっており、家に帰るのが億劫だったのもあります。
そんな「ぎょうざ」のこともほとんど記憶から薄れていたころにラスボスを撃破。倒した後、郵便屋さん(厳密には違うけど)から「お母さんからあなたに手紙ですよ」と一通の手紙を受け取る。ゲームのことなのに本当に嬉しくてこの時点でちょっと泣いた。ママごめん……全然家帰らなくて……。覚悟して手紙を開く。
「ネス げんき?
あなたが ぼうけんの たびにでてから
いろいろ わがやにも
へんかが ありました。」
どんな変化があったんだろうかと読み進める。
「ひとつは あなたの せんたくものが へったこと。
もうひとつは あなたがいないので ぎょうざを たべるかいすうが へったことです。」
大泣きした。ヤバい。思い出すだけで今泣きそう。
ちょうどMOTHER2をクリアするちょっと前に実家に帰省した時に「ヨシが帰ってこない時は滅多に餃子なんか作んないよガハハ(意訳)」という話を聞かされたばかりだったので、なんかもう、思い出し泣き?何?私は子供がいないので想像でしかないんですが、子供が家を出ていくって親からしたらすごく寂しいんだろうな、こういう「洗濯物少ないな」だったり「餃子最近作ってないな」だったりを自覚するたびに寂しくなるんだろうなと思ったら……。ヤバい!今泣きながらこの文章を書いています。
実家を離れて今はかなり遠くに住んでおり、実家に帰ることもそんなに多くはないよしはら。(いうて2~3カ月に1回は帰ってるんですが)
別に少ないということもないんだろうけど、もっと顔を出せるようにスケジュールを組もうと思いました。帰ったら餃子を作って貰おう。マジで今ずっと泣いてる。ダメだこれ。ちなみに毎回帰省するたび餃子を作ってくれてる。愛じゃん。ボロボロに泣いてる。今度ちゃんとお礼を言います。本当に、ありがとう……。
ラスボス前、ゲーム終盤に「自分の生まれ故郷が宇宙人に侵略された」という報道が主人公の耳に入った時、真っ先に家に向かって「ネスの家族は無事なのか」と本当にドキドキしながらドアを開けた。家族は無事だったので心から安堵したけれど、いつも元気なママも妹もほとんど喋らなかったのでゲームだとわかっていながらもすごく苦しかった。知らないうちにかなりネスに感情移入をしていたんだなとこの時初めて自覚した。
ネスが「ホームシック」という状態異常になって、それがママに電話すると治るっていう仕組み、めっちゃいいな~!と感心した。
ギーグの姿怖すぎて、ガキの頃やってたらおしっこちびってたかもしれない。怖すぎ。もう二度とやりたくない。怖すぎ。
ラスボス戦で祈りを捧げても誰にも届かなくなった時、本当に絶望した。「もうだれのなまえも おもいうかばない。」なんて出たら……。その後祈り続けたら「よしはらヨシは みしらぬしょうねんたちのために いのった。」って出てきたときの高揚、とてつもなかった。ちょっと泣いた。これが良いメタ……。確かにあの時「頑張れ!!!負けるな!!!!」とめちゃくちゃ応援してたので私の祈りは届いて当然。にしても私の祈り、23000ダメージくらい出て笑った。俺TSUEEEEEE。
エンドロールで私の名前が出たので「私、MOTHER2のエンドロールに名前載ってるんだよね」と言える。
プーがジャンクフードで全然体力回復しないの、最初気付いた時「おい!!!!!!!食え!!!!!!!!回復しろ!!!!!!!!」と思ったけど、キャラによって回復量が違うシステムもすごいよな……。
途中からジェフ単独操作になった時は超テンション上がった。ネスとポーラがかなり絶望的な状況だったからこそ。いや、すごいゲームだ……。
昨年やってたMOTHER展、危なかった。今開催されてたらグミ族のグッズ全部買い占めてた。グミ族可愛すぎませんか?ていうかグッズのセンス良すぎるな。助けて!出先で見かけたら絶対に買ってしまう。
https://www.1101.com/mother_project/items/?page=1&category=all&sort=best
写真撮られるときにネスだけピースしてるの可愛くていつも笑ってた。他のみんなもピースしてあげてよ。
追記したいことが出てきたら追記しますが、印象に残ってるのはこのあたりです。本当に良いゲームでした。「大人は子供になれるし、子供は大人になれるゲーム」ってコピーもすごいな。いや本当に良かった。記憶が消えた頃にまたやりたい。嘘。ギーグが怖すぎるからやりたくないです。
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