先日描いたファンアートの制作について少し詳しく説明します。 色を塗るときに気をつけていることの一つに色の濃さ(濃度)配分があります。 絵の中の濃さを1-5に振り分け、目立たせたいところを1か5に設定し、その周辺は1の場合は4-5、5の場合は1-2にするという感じです。 この絵の場合キャラクターの目は5、肌を塗らず白のままにすることで1(または0)として目立たせています。 顔周りは数値の差を大きくすることで目が行きやすくなるように、髪や周辺の背景(滲み)は髪1-2、背景の色1とすることで差をつけすぎないようにし、目が行き過ぎないように調整しています。髪の毛の濃度を上げればより動きが出て完成度の高い作品になりますが、髪の中で色相を変えて動きを出す、髪の毛を細かに描いてリアリティを出すなど、やることが増え落書きでは収まらなくなるため、あえて描き込まずに終わらせました。 応援プランではこんな風なことを綴っていければと思っています。
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