サリクス・カンマーコア
東京藝術大学バッハカンタータクラブのメンバーを中心に、2015年に結成。中世、ルネサンス、バロック期までの宗教声楽作品、特にJ. S. バッハの作品を演奏することを目的とする。
団体名のSalicusは、装飾を伴うとされる上昇の「ネウマ」の名称に由来する。「ネウマ」とは、10世紀頃のグレゴリオ聖歌の記譜法である。Salicus Kammerchorでは、この歌心の粋を集めた「ネウマ」を解釈し、その歌唱法をグレゴリオ聖歌のみならず、ポリフォニー、そしてJ. S. バッハの演奏にも生かしていく。
いわゆる古楽的アプローチに甘んじることなく、むしろそれに対し常に疑問を投げかけながら、音楽の核心に迫る為に様々な角度からアプローチを試みる。特にJ. S. バッハの作品は、非常に広大なバックグラウンドを有し、ある一つの尺度では計れない多様性を持っている。そのためあらゆる可能性を排除せず様々な価値観を受け入れながら、先入観に囚われない柔軟な演奏解釈を目指す。
公式HP:https://www.salicuskammerchor.com/
- 活動
第3回 "Remote" Ensemble Salicus Live〈過去最大編成のアンサリ〉
1回目が4人、2回目が6人、そして今回は8人編成です!!
Salicus Kammerchorから生まれた「少人数」アンサンブルであるEnsemble Salicusの定義やいかに??
8人でも精緻なアンサンブルをお聴かせします!
グレゴリオ聖歌は前回から引き続き主の昇天の祝日の固有唱とアニュス・デイ、ポリフォニーは聖母関連のモテットを集めました。
3声、5声、8声という編成の違いもお楽しみください。
チャンネル登録がまだの方はこの機会にぜひ!!
https://www.youtube.com/channel/UCeWlQtnOnETy6Q2uZUVq4jA
配信リンクはこちら!↓
https://youtu.be/zOJDGft8nTc
日時:9月4日(金)20時開始
曲目:
グレゴリオ聖歌 主の昇天の祝日のミサ固有唱より拝領唱「主に向かいて賛美の歌を歌え」
グレゴリオ聖歌 ミサ通常唱第1番より「アニュス・デイ」
ギョーム・デュファイ「めでたし乙女」※鏑木・渡辺・櫻井
クローダン・ド・セルミジ「天の元后」※中須・富本・佐藤・谷本・松井
トマス・ルイス・デ・ビクトリア「アヴェ・マリア」
出演:Ensemble Salicus
鏑木綾 中須美喜 渡辺研一郎 佐藤拓 富本泰成 櫻井元希 谷本喜基 松井永太郎