140字小説「残した言葉」

休日の遅い朝、枕元の走り書きに唸る。読めない。大事なメモだろうか。二日酔いで酷く痛む体に鞭打って記憶を遡る。 悪夢だった。雇い止め、離別、難病発症、貯蓄が尽きて全てを失う。最後の安酒と引き換えに悪魔へ魂を渡すとき、遺言を促されて残した救出、キュウシュツ…。 まずい、今日は休日出勤!

2021/11/04、Twitter 11月の星々に応募

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