名古屋空港 旧国際線ターミナルの軽量化作業に取り掛かっています。 まずは全体的な形、以前作った時には衛星写真の建物の底になる部分から建物の底になる形を取って体化し、切ったり変形させて建物の形にしていました。しかし、それではどうしてもメッシュの数が増えてしまう。そこで、今回は、作成したモデルから、頂点部分だけを抽出して、頂点を結ぶ線を使って面を貼ることにしました。これならば、平面部分を1つのメッシュで作成することができます。この方法はブレンダーというよりも、スケッチアップでの作り方ですね。以前、アロイスさんとコラボさせていただいた時に、メッシュの少なさに衝撃を受け、ブレンダーでも使えるテクニックかもと思っていたのです。 次に、大きなガラス窓を窓の数で分割するのではなく、全面を1枚のガラスで構成し、そこに細い縦横の金属製のサッシを貼り付けることにしました。これならば、窓毎にガラスとサッシを刻んていた時に比べて、数十分の1のメッシュで作ることができます。個別の窓も、個別に刻むのではなく、窓部分を個別に作って壁に貼り付けることにしました。 インターネットで検索したところ、メッシュ数は10万以下であれば、そんなに重くならないということのようなので、10万以下、できれば5万程度で抑えたいと思います。テクスチャ(メッシュに貼り付ける画像)は、画素数を押さえれば、枚数を増やしてもそんなにメモリーを食わないようなので、テクスチャをできるだけ活用して、全体を軽いモデルに作り直すつもりです。国内線ターミナルや他の建物のモデルはそんなに重くないため、そのまま使えそうです。 これらの方法は、昨年、名古屋空港の作成に挫折してから身に付けてきたのですが、改めて名古屋空港に使うことで、屈辱を果たしたいと思います。軽くなる一方で、あまり細かい作り込みは難しいのですが、軽いMODと、精密だけど思いMODの両方を作って、使用される方の環境に応じて使い分けていただければいいのかなと考えています。
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