また闇が深いキャラを生んでしまった… ①ペンタクルの9(逆位置) ②ペンタクルの10 ③ソードのA 支配欲を隠して魅力を振り撒く!ムードメーカーな小悪魔 まずはペンタクルの9。人からの取り立てで豊かになるモテ体質のイメージから、性格はおそらく明るくてノリが良く、人とよく関わろうとするタイプ。むしろ人がいてくれないと本領発揮できない。逆位置はデバフ効果と捉えて、楽しておいしい思いがしたい・どうせ自分なんてなんにもできないから人にやってもらう方がいいとか思っていそうなど。 ペンタクルの10は平和的な雰囲気や物質的安心感、良い人間関係を表したりするカード。大概は一つの完成形を表すものです。おおらかな心、なにが来てもなんとかなる、そんなイメージでいるといいかと。 私は今回このカードを「このキャラにとっての弱点・地雷な概念」と読んでみました。その理由は③のカード。 ソードのAから、こいつは明るくてノリだけで生きてまーすという顔をしてはいますが、一方でクールで現実主義的な属性も備えているのではないかと。その場のイニシアチブに敏感な、きちんと計算高いタイプの予感…!①で③な彼(彼女)にとって、万人の平和とか誰とでも掛け値なく仲がいいとか「そんなことはありえない」のではないかなと。ただしそういった平和や安心は羨望の眼差しで見ている部分があるかもしれません。「なれたらそりゃいいけど、そんなことできっこないと思っている」この手のジレンマ、いいよね…! これはかなり色々読める結果だったのでこれという言葉にするのが難しい。 例えばペンタクルの10をこのキャラがする行動として捉えると、「全員を味方につけてから目的に合った人間を利用する」なんていじめっ子のリーダーみたいな鬼畜ムーブもできそうだし、ペンタクルの10が地雷説の別パターンとして「騙してやろうと思って近づくが、善良な相手に支配欲が湧いてくる」なんてヤンデレ気質もいけそう。はたまたガラッと雰囲気を変えて「愛嬌はあるが頼りない怠け者が心から安らげる居場所に救われて勝負に出る勇気が湧く」なんて物語風にも読めそうです。 こんな風に、同じ感情や状態でも、読むパターンや捉え方によっていくつもネタを取り出せるのがタロットを創作に活かす面白さです。こんなの時間が飛ぶように過ぎていくんだが?もちろん、どの位置をなにと見なし、カードの中からどの感情や状態をどう捉えるかはその人(読み手/推しの性格)次第。迷ったら全部キープだ〜!それがネタ出しだ〜!
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