好奇心旺盛な姫は十六歳のときに立ち入り禁止の秘境に入り、ある感染症に。姫が隔離されると決まり、主人公は人を捨て『ロボット』として共に隔離生活を始める。 「あなたがね、本当はロボットではなければいいのにと思うの。でも、ロボットであってほしいとも願うの」 ポツンポツンと落とされた言葉は、一度止まって。そして──。 「だって、ロボットじゃなければあなたはきっと、もう……」 主人公がロボットから、どう人へと戻るのか。じんわりと温まるハッピーエンドをご堪能下さい! 電子書籍 発行先 夕霧文庫(フリージア文庫)
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