与論空港、ゲートのオブジェを作成しました。

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 空港を作る時、いつもはターミナルビルから作り始めるのですが、ターミナルビルは資料が集まっていなかったため、空港正面にあるゲートのオブジェから着手しました。30数年前、新婚旅行で訪れた時に記念写真をとった場所です。  当時はゲートの上にシャコ貝のオブジェが載せてあったり、中央下にギリシャ式の手水台が置かれていたのですが、現在はシンプルなゲートになっているのですね。経年劣化により、装飾部分は取り除かれたようです。表にあった「与論」の文字と花のレリーフは、おそらくそのままだと思うので再現しました。  話は変わりますが、辺野古基地建設反対運動の抗議船が転覆して船長と乗っていた高校生が亡くなったというNEWSにとても痛ましい気持ちになりました。そもそも基地建設反対運動によい印象を持っていなかったからです。  宮古島に住んでいた時に、親しくなった地元の資産家の方に、基地建設反対運動の裏側について話を聞いたことがあります。あまり知られていませんが、沖縄の米軍基地のかなりの割合が、国有ではなく、土地の所有者から借り上げられた形になっています。そして土地所有者には毎年、莫大な借地料が入っています。基地が移転して土地が返還されると困る人が沢山いるわけです。  基地建設反対運動の資金のかなりの部分が、土地が返還されては困る人から出ている。本土で報道されることはまずありませんが、沖縄では多くの人が知っている事実です。その方も膨大な面積の基地用地を所有しており、「資産を守る」ために、基地反対運動に多額の寄付を行っているということでした。  この話を聞いた時、「平和を守る」とか「自然を守る」とかの理想のためにハチマキを巻いて必死に戦っている方々(本土から来られた活動家の方が多いと聞いています)は、実は既得権益を守ろうとする人々に利用され、踊らされているだけではないかと暗澹たる気持ちになったのを覚えています。  そんな「大人達の平和を守る活動」のために、純粋に平和を学ぼうとしていた高校生が犠牲になる。本当に痛ましいことです。    

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    GAOCHAN(ガオちゃん)

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