商品を実際に使ってみて、その感想を述べてみるコーナーだ。
使ってみた使用感などをしっかり言えるように、エアプ厳禁で行くガチレビューをしていくぞ。
レビュー第六弾は、
『コクヨ 防災の達人 ツインウェーブ』だ。
今回は能登半島の大地震を受け、緊急でこのレビューを書くことにした。
既に多数の死傷者が確認されていると聞き及んでおり、心を痛めている。
現地の皆様が、一人でも無事でいられることを心から祈りつつ、明日は我が身との思いから防災用品をチョイスした。
この商品は、いらゆる防災用の救助笛だ。
災害時などの緊急事態でSOSを出す等の目的で使用する。
ひとまず、この商品の説明をしよう。
なお、今回は同じ商品を楽天で購入したうえでレビューしているぞ。
※Amazonでも購入可!
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https://m.media-amazon.com/images/I/61HTh9+B8JL._AC_SL1500_.jpg
商品 防災用救助笛 防災の達人 ツインウェーブ DRK-WS1N
ブランド KOKUYO(コクヨ)
価格 550~650円前後
サイズ 52×19×16mm
重量 20g
周波数 3200Hz/4800Hz
材質 本体:ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)
キャップ:エラストマー
カラー ホワイト(DRK-WS1NW)、オレンジ(DRK-WS1NYR)、
ブラック(DRK-WS1ND)
※対応ネックストラップサイズ / 直径:3~6mm、幅:10~15mm
※残念ながらオレンジとブラックはメーカー在庫が切れているようだ。
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防災の達人 ツインウェーブは、携帯性に優れた防災用救助笛だ。
倒壊した建物に閉じ込められてしまった時や
、要救助者の位置を知らせる等、誰かの助けが必要となった時の救難信号を出すために用いる。
最近は100円均一ショップ等でも防災用救助笛を売っているが、これらの商品は音が出にくかったりと、使いづらい場合がある。
一方、この救助笛は有名な文房具メーカーのコクヨが製造している。
そこはメイドインジャパン。以下の性能は、問題なく確保されているのを確認できた。
https://m.media-amazon.com/images/I/71cn3OlrbcL._AC_SL1500_.jpg
SOSを誰かの耳に届けるためには、何よりも音が重要だ。
この笛は、4800Hzの高音と3200Hzの低音の二種類の音が同時に出るようになっている。
この周波数の音は、どちらも人の耳が聞き取りやすい音なのだ。
それが少ない呼気で十分に大きな音を出すことができるようになっている。
肺活量の少ない子供、高齢者、肺などに疾患のある人など、大声を上げることが難しい人でも救助を呼びやすい。
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また、災害の現場では必ずしも清潔を保てるわけではない。
この笛の吹き口にはキャップが備え付けられており、過酷な状況においても清潔を保つ工夫がされている。
キャップは本体と一体になっているので、失くしてしまう心配もない。
https://m.media-amazon.com/images/I/71jOsVjK4eL._AC_SL1500_.jpg
形状も薄い板状でスッキリとしており、携帯しやすい形状だ。
ネックストラップなどに取り付けるためのクリップと紐が付いているので、様々な携帯方法に対応できる。
総じて、対災害用として信頼性の高いアイテムだと言えよう。
これが550円…高いと思うか、安いと思うかはわかれるところだろうか。
このお値段で命のピンチから逃れられる可能性を買えると考えれば、俺は安いものだと考える。
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さて、商品の説明は以上だ。ここからは実際に使ってみた感想を述べる。
モノが良いため、俺は持ち出し用バッグに忍ばせている他、普段も持ち歩いているぞ。
実際に笛を吹いてみると、軽く行きを吹き込んだだけでしっかりと音が出た。
運動会等で玉の入ったホイッスルを吹いたことがあるだろうか?
あれは玉が内部で跳ねる程度の「強い息」を吹き込まないとマトモな音が出ず、「弱い息」では掠れたような音が出てしまう。
それと同じくらいの「弱い息」を吹き込んだとしても、しっかりと聞こえる音が出るのだ。
これは正直にいってすごい。これなら、負傷するなどで大声が出せないとしても何とかなるだろう。
また、音の感じはスペック通り。
遠くにいても、近くにいても聞き取りやすい音だ。
音は低音=周波数の低い音の方が遠くに届きやすいが、高音=周波数の高い音の方が聞き取りやすくなる。
この笛はその音をどちらも同時に出しているので、距離に関係なく耳が広いやすいというわけだ。
SOSは届くことに意味があるので、この仕様は非常にありがたいはずだ。
音は十分に大きいが、手の平に納まる程度のサイズで、重くもなく、スッキリとした形状だ。
大きなホイッスルではないので、携帯性には優れていると言える。
サイフに入れるにはやや大きいが、カバンに忍ばせるのには困らないサイズだろう。
また、ネックストラップなどに取り付けるクリップがある。
これがなかなか便利かもしれない。
非常用にと配布しているオフィスもあるとのことだ。
最近はスマホ用の肩掛けストラップなどもあるので、そういったものに取り付けるのもアリだ。
紐付きなのでキーホールダー等にそのまま取り付けるなどしても良い。
子供の防犯ホイッスルとしても持たせやすいので、お子さんがいる読者にもお勧めだ。
素材はABS。プラモなどでもよく使われている樹脂素材だ。
強度は結構高く、落としたくらいでは簡単に割れることはない。
車で踏みつけたり、激しく叩きつければ割れてしまうだろうが、よほどのことがなければ壊れることはないだろう。
ただし、紐部分には注意がいる。
長期間吊るしたままなどでいると、経年劣化した紐が摩擦で切れてしまうことはありえる。
特に紐は擦り切れやすい部位なので、時折点検して紛失に気を付けると良いだろう。
子供の頃に、笛を口にくわえると妙な味がして気分が悪かった…といった経験をしたことがある。
いくら緊急時とはいえ、そのような不快な思いは避けたいところだ。
その点、この笛はそういった味やニオイはしない。無味無臭なので、特に気にせず使用できるだろう。
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以上、今回のレビューはここまでだ。
新たにお知らせすることがでてきたら、また別記事で公開するぞ。
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