JALマイラーさんが、明野駐屯地の航空祭に行かれるのは、11月10日ということで、本格的な制作は11日からとなります。本日と明日が空くので、隠岐空港のターミナルビルを作っています。 誰かが作ったシーナリーがあれば作らないようにしていましたが、今後は建物のモデリングがなされていないシーナリーについては、依頼があれば作成するようにしたいと思います。 既存の隠岐空港のシーナリーを拝見しました。建物がモデリングされていないだけで、他は実に丁寧に作られている。これを1から作り直すのは勿体ない気がするのですが、無断で建物だけ乗っけるのもマナー違反の気がしますし、色々と不具合が生じる可能性もあるので、改めて作り直すことにします。 私は「Flight sim to」では作品を公開していません。このサイトで安易にダウンロードできることで、「フリーのシーナリーはネットに落ちている」という感覚の方が大勢いるからです。シーナリーを1本仕上げるのには、数ヶ月の地道な作業が必要です。特に初心者がシーナリーを作るには、半年や1年かかるのが普通です。それを、ダウンロードするだけして「イイネ」の一つもクリックしないというのでは、誰もシーナリーなど作る気がしなくなります。私の先輩方や、私の動画を見てシーナリー作成を始めた方の大部分がシーナリー作成を辞めてしまっています。シーナリーのバージョンアップが次第にされなくなってきているのは、そのためです。 時間を掛けてシーナリーを作るからには、そこに込められた作者の情熱や思いがあります。特に初心者のうちは、建物一つ作るのも大変です。少しくらい不格好な所があっても、応援して感謝の心を伝えてこそ、次の作品への情熱が生まれます。駄目出しなど作者に「これ以上作るな」と言っているのと代わりません。それに、シーナリー制作には時間がかかるだけでなく、意外と出費が嵩むものなのです。 私も活動媒体をYouTubeからOFUSEとXに変えました。数ヶ月もかかって作ったシーナリーの動画を5分程度の紹介動画にしているのに、平均視聴時間が1分を超えることはありませんでしたし、「イイネ」が付いたのも10分の1程度しかありませんでした。広告収入に期待することを諦め、制作過程を毎日公開して、協力者を募り、制作費用を少しだけ応援してもらう。そちらの方がずっと制作意欲を保てます。「よかった」と応援メッセージをもらったり、楽しそうにプレーしている動画を上げてもらうことが、私の制作の糧になっています。 おかげ様で、平均で月額1万5千円位の収入も入るようになり、制作費用は何とか賄えるようになりました。もう少し収入が入るようになれば、3Dマックスなどの有料ソフトが使えたり、プロ御用達のテクスチャのサブスク契約ができたりします。4年間酷使し続けたパソコンも次第に不調になってきて、そろそろ更新する必要があります。 Flight sim to」は既得権にらあぐらをかいて、膨大な広告費・その他が入って来ているのに制作者には一切の還元を行っていません。むしろ有料で出品すると、売上の2割を手数料として聴取します。私は、このサイトに出品する気がしませんし、このサイトが幅を利かせている現状を憂いています。 シーナリー制作をされている方で、建物等のモデリングが苦手な方は、お手伝いします。バージョンアップをされるのであれば、共同制作者として参加いたします。完成したシーナリーは、Flight sim to ではなく、ご自分の媒体で頒布しませんか。
コメントするにはログインが必要です