大島カメリア空港の滑走路とエプロンの路面標示(プロジェクトメッシュ)を作りました。私は小さい時から、嫌いな物は最後に残す方で、面倒くさい路面標示は最後まで残していたのですが、作り慣れてきたこともあり、そこまで苦にならなくなりました。まあ、面倒くさい作業であり、どうしても好きにはなれないのですが、手早く作れるようになってきたこともあり、そこまで苦手ではなくなりました。何事も「慣れ」が大事ですね。 チェジュ空港の事故にはショックを受けました。何重にも張り巡らされているはずの安全策をかいくぐって事故が起きたことには、本当に心が痛みます。 どうやら直接的な原因は、バードストライクで療法のエンジンが停止したことのようですが、衝突したローカライザーアンテナの基盤のコンクリート柱というのも大変気になりました。 これまで製作してきたシーナリーでローカライザーのアンテナを沢山配置してきたのですが、高いコンクリート基盤の上に設置されたものは見たことがありません。アンテナは地上に直接設置するか、コンクリート基盤があっても地面に埋め込むように設置されています。地上4メートルの高さのコンクリート基盤の上に設置するなんて恐ろしすぎる。だれも危険性を指摘しなかったのでしょうか。直接の事故原因ではなかったにしろ、万が一の場合には致命的な事態を招きかねない。誰かが気付いて「危ない」と声を出して改善されていれば、もしかするともう少し生存者が多くなったのではないかと思うと残念です。 空港や関係省庁の担当者が「ローカライザーの設置方法は、国内法・国際法の基準を満たしている」とコメントしているのも気になりました。基準に合致しているから問題ないと考えるのではなく、「事故が起こったのだから基準の方を見直す」ことが必要だと思います。どこの国でもお役人の頭は硬いのでしょうね。
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