富士山静岡空港　管制塔に窓やパネルに沿って刻みを入れました。

　昨日作った管制塔の形に、窓や壁のパネルに沿って刻みを入れました。昨日行った建物の「形取り」と本日の「刻み」の作業が作品の出来不出来を決めるといってもいいほど大事な作業です。 　この作業では、全体的なバランスをよく取ることが大切です。モデリングを始めた時には、窓など細部から取り掛かってしまい、完成後に「なんだかバランスが悪い」ということがありました。細部を作り込んでしまったら修正が困難になるので、刻みの段階でバランスをしっかり取っておくことが必要です。 　参考になる画像を移動して横に並べたり、縦に並べたりして比較しながら刻みの位置を慎重に決めていきます。「しまった」と思った時には、新たに刻みを入れて修正するのではなく、その面を一旦削除してやり直した方が結果的にはスッキリとした作品になります。一旦は細かく刻みますが、不要な面を削除して面を貼り直し、最低限の面で構成するように仕上げていきます。ゴチャゴチャしていなくてスッキリしているモデルは、メッシュ（面）の数も少ないのでGPUに負担を掛けず、シーナリーを軽くすることにも繋がります。