建物のモデリングに興味をお持ちの方がおられるので、具体的な手順やコツを少しご紹介いたしますね。 参考にしている画像は、YouTubeの動画から切り取りました。長い動画の中にチラッと一瞬だけ映っているだけなので、動画から資料収集をするのには大変時間がかかります。航空祭に行って建物を撮る方はあまりいないので、最後は動画頼みなのです。 動画から該当の建物の映っている画像を切り出して、型取りが終わったモデルに並べて表示します。画像を見ながら、最適な刻みを見つけていきます。ハンガーの三階部分は、雨樋によって6つに区分されていて、そのなかに同じ大きさの窓が5つずつ配置されていますね。壁を6等分してから窓部分を7等分に刻みます。1・2階部分も、同様に壁に大きな刻みを入れてから、窓の配置に合わせて、刻んでいきます。刻み終わったら、窓部分を着色して画像と比較し、バランスをチェックします。 今でこそサクサク刻めるようになりましたが、初心者の頃は、チェックの段階になってバランスが悪いことに気付いて、細かい修正を重ねていました。初心者の作ったモデルが、なんとなくゴチャゴチャとして見えるのは、細かい修正を重ねてしまうからです。今では修正するのではなく、面ごと削除して刻み治すようにしています。修正するのではなく潔く面ごと削除して刻み治すのが美しいモデルを作るコツです。 今日は、農作業の合間に右側部分を作っていきたいと思います。
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