通常の四角の建物は、衛星写真に合わせて、底になる部分を最初に造って、これを立ちあげて建物の形を作るのですが、カマボコ方の建物は屋根部分を先に造ります。 円筒を配置して90度回転させ、円筒のRを屋根にピッタリ合わせます。衛星写真に合わせて屋根の長さを調整して屋根になる部分だけを残して残りの面を削除します。屋根の四隅に面を貼って地面まで下ろせば、建物の基本的な形になります。後は、写真を参考に窓などの刻みを入れていきます。 だいたい、ここまでの作業で3時間程かかりました。資料がばっちりそろっていれば、サクサクと30分ほどで作れると思うのですが、どうしても詳細な画像がないか検索しながらの作業となり、試行錯誤してしまうので時間がかかってしまうのです。 この格納庫の場合、航空祭で撮影されたエプロンからの画像を元に型取りをしたのですが、型取りが終わって窓枠を刻もうとすると、うまく作れない(汗)。見上げた角度の写真を元に屋根と壁の割合を決めたので、バランスが悪くなってしまったのです。幸い、滑走路反対側からのストリート・ビューがあったので、これを元に作り直しました。 窓の刻みが終わったら、着色をして、様々な角度からの写真と比較して、全体のバランスの確認をします。近くから見上げた写真では、視点を写真と同じ場所に置いて確認します。 何とか、バランスが取れたのではないでしょうか。今日は通院があるのですが、帰宅後に、細部の作り込みをしたいと思います。
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