140字小説「おまじない」

さよなら、昨日までの私。深夜0時のおまじないをかけてベッドに入る。目覚めると新しい私に生まれ変わるはずだ。あの子と友達になって、浜辺のカフェで微笑んで。膨らむ夢にひたる独りの時間が好きだった。きらぼしで居られる夜を離れたくない。朝が怖い。いつもの自分に戻ってしまうから。眠れない。

2021/12/25、Twitter 第188回深夜の真剣140字60分一本勝負に投稿。お題 ①さよなら ②好きだった ③きらぼし

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