※曲解説2回目は『僕はあなたに生きることを選んでほしい』というタイトルなのですが、このタイトルをそのままこのページのタイトルにした時、曲名だと伝わりにくいなぁと思ったので、曲名は『』で囲むことにしました。デバッグルームも編集で『デバッグルーム』にしてます。 2023/6/2、『僕はあなたに生きることを選んでほしい』という曲を投稿しました。伝えたい内容は非常にシンプル、タイトルそのままです。 僕(カネノネ+−)はあなた(この言葉の宛先になった人、「特定の誰か」ではないですが「誰でも」ではない)に、生きることを選んでほしい、というものです。 まずは「僕」のお話をします。 僕は多分根っからのネガティブ人間ですから、むしろ「あなた」側なのでは…?と自分で思ったりもしますが、それでも、僕は知っての通り生きています。これを読んでいるあなたも生きているでしょうから、お揃いですね。 (当たり前) まあ、なので僕自身は希死念慮に対して別に駄目なことだとかは思っていません。思える立場にないので。 ただ、思うことと「それ」を実行することは違う意味を持ちます。 「生きること」と「死にたいと思うこと」は矛盾していません。むしろ生きているからこそ死にたいと思う…当たり前ですが僕の中では完全に別物です。 この曲の指す「生きることを選んでほしい」というのは、「死にたくても生きてほしい」です。(苦しいことを承知の上で) この曲のタイトルが『あなたに生きることを選んでほしい』とか『生きることを選んで』とかではないことにはしっかりとした理由があります。 あくまで、この言葉は「僕(カネノネ+−)の望みである」ということです。「僕は」を省くだけでまた印象が変わるものだと思っています。 「なんで生きてくれと思うのか」と問われたとして、そこに僕は「僕が生きててほしいと思ったから」以外に言葉が思いつきませんでした。 それならいっそ「僕はこう思っています」という歌詞にするのがいいのかなと思いこうなりました。 歌詞にも書いてはありますが無責任だなぁと僕も思います。 「僕」の話のついでに「僕」と「私」が混在していることについても少しだけ触れておきます。 まず最初に、 わ ざ と で す (一応) 僕は結構一人称が混ざってることが多いですが基本的にはわざとやってます。ただ文字書く時のよくあるミス、みたいなのだという話を過去に聞いた気がしたので一応言っておこうかなと。 書いてる段階で「『僕と私はちょっと似てるかな』ってなんやねん、せらせやろ」とは自分でも思いました。 当然ながら「僕」も「私」も自分のことです。 繋がっているのでこのまま「あなた」の話に移ります。 この曲に限らず、僕の言う「あなた」とか「君」いうのは、とある人のことを指していることが多いです。 大雑把に言うと「自分と似ている場所がある誰か」です。特定の人ではなく、この曲を聴いて共感したなら、その人です。 もちろん、歌詞にもあるように「僕と同じだなんて言わない」ですが、「似ている」くらいならいるんじゃないかな〜となんとなく思っています。 違うところもあっていいし、それは駄目なことではありません。 とは言っても、僕が他の誰かだった時にカネノネ+−に「自分と似てる」なんて言われたら嫌かもしれないなと思ったので歌詞で謝っておきました。嫌だったらごめんね。 でも似てる痛みがあるとかって落ち着くじゃないですか。 同じじゃないから理解は完全には出来ませんが、 ほらあれ…「傷の舐め合い」ってやつをしたいんですよ。 僕が曲を作る一番の理由はこの「傷の舐め合い」が目的です。僕はこれをするのが駄目人間だとは思いませんが、最悪駄目人間でもいいと思ってます。 言葉がごちゃごちゃしてきましたね。少し話を戻します。 先ほども言ったように、「あなた」は「自分と似ているところのある誰か」です。 「でも名前も知らない(知ってる人かもしれない)人の気持ちをどうやって書けば…?」 大丈夫、そういう時は自分のことを「あなた」として書けばいいんです。 僕は「自分の痛み」だったり「自分の思考」だったりをよく「あなた」名義で書いています。 っていうか想像で他人の痛みを書いても説得力ないじゃないですか。だから「似ている人に届ける」を達成する意味でも、大体は自分の話をしています。 そう考えると、「僕」も「私」も「あなた」も自分なんですよね…一人芝居… 全部自分だからこそ、そのうちの誰かに共感できたりするかもしれない。ということにしておきます。なので別に「あなた」じゃなくて「僕」に共感してもいいんです。 ※一人称がカネノネ+−自身を指していると限らないという意味で「僕」と「私」を別の人として混ぜていたのもある。 とまあ歌詞で面倒くさいことをするのがよくあるんです、許してください。 ここまで長々と書きましたが、正直こんなこと考えながら聴かなくてもいいです。 伝えたい言葉はシンプルです。歌詞のどこかに伝わるものがあれば、別に考察なんて必要ないし、雰囲気だけでも何か感じるものがあればいいなと思っています。 強く生きなくてもいいし、強く生きてもいい。でも死にたいと思っても生きることを。ただそれだけの事です。投稿ツイートでも言ってますがようするに僕の我儘です。 別に「僕が救いたい!!」ではないです。 最後に歌詞引用で締めます。(締まらない) 「自分」でも 「誰か」でも 何の為だっていいから 僕にでも 誰にでも 何の為だっていいから 生きてよ
コメントするにはログインが必要です