2024/02/23、『才愛メトロノーム』という曲を投稿しました。 この曲は端折って説明すると『「なんか新しいことをしよう」に全振りした曲』です。とても頭を使って編曲していました。 歌い出しから始まります…が音程が気持ち悪いですね。僕もそう思います。 この曲は、 歌詞とメロを同時に考えながらボーカル(テトSV)を打ち込む ↓ そのボーカルを元に編曲をする(伴奏を作る) という方法で作っています。 歌い出しが気持ち悪いのはメロがそもそも気持ち悪かったからだと思ってます。 そしてイントロ、前半は歌い出しほどじゃないくらいに気持ち悪いですね。 ただ後半、急に爽やかになります。理由は僕もわかりません。 先ほど「とても頭を使った」と言いましたが、それは「何をするか」「どう実現するか」という部分に割かれているものなので、「何故それをしたのか」は考えてないです。つまりふざけ散らかしてます。 Aメロでまたちょっと不安な感じになります、気持ち悪過ぎはしない筈…? この部分の編曲では普段意識が足りていない部分について改善を試みていました。 今までの自分は、ベースやドラムなどでリズムを作りはするものの、他の楽器がそれを完全に無視した構成になっていることが多かったと思います。 結果として楽器数が少ない割に常に音が多く、聴き苦しさみたいなものが生じていたのかなと感じます。(個人の感想) 今回の曲では、その部分を色々考えながら編曲しています。 「どうすれば事前に作ったメロに合うか」を今まで以上に意識した結果、今までとは毛色の違うものになったかなと。 メロ、いいですね、特にサビが。(自画自賛) 過去曲『エヴリワンズライフイズデッドエンド』でも今回と同じ方法(最初にボーカルを歌詞ごと考えながら打ち込み→編曲)でやりましたが、この方法でやるとどうやらメロが伸び伸びとするみたいです。この表現で合ってるのかは知りません。 2番サビ後のカウントダウンからの「もう遊んでなんてしても〜」の部分が僕のお気に入りの部分です。 あそこの「許される頃だろうか」の部分の伴奏が出来た時は進化を確信しました。そして間奏へ。 間奏も特に後半で色々試しています。 先にメロとして認識されるピアノ高音部分を打ち込み、それに合わせてそれ以外を打ち込んでいます。 (余談ですがMVの8つの謎の顔文字+α達は「カネノネが手癖で使いがちなもの」です、別に暗号ではない) そしてラスサビ-アウトロです。 を聴いて自分以外がどう思うか、については僕は自分なのでわかりませんが、狙い通りなら「同じメロだけど歌い出しの部分より気持ち悪くないな…?」となったと思います。なっていてくれ。 別に歌い出しの方を気持ち悪くしようとはしていませんが(気持ち悪くはある)、アウトロの方が編曲、コード進行なり楽器の構成なりを頭を使いながらやっていました。そこまでで学んだものを活かすくらいの気持ちで。 「さあ音の外へ!」で曲は終了です。この部分もいいですね。 僕のこの曲の三大お気に入りポイントは、先ほど言った「許される頃だろうか」と間奏と「さあ音の外へ!」の部分です。 これを打ち込んで完成させた時、ちょっとだけ音の外へ近づけた気がしました。音の外ってなんですか。 ここまで曲の技術的な面について触れてきました。 そこでこの曲のテーマを言います。 それは『手癖みたいな生き方を辞めたい』です。 頭を使って、楽しんで、理解して、物事を捉えたい。そんな気持ちを言葉にしています。 正直に言いますと僕はとても努力というのが苦手です。昔も今も。 でも、多分努力した方が楽しいんだろうなと。 今できることを手癖で出力し続けても、義務感でしかないなら無駄だと思うんですよね。 創作に限らず、全てにおいてそういう生き方をしてきた自分なので、きっとまだ変わらなければならないのだと思います。 「未来とはなんて不確定なんでしょう!」 僕にもここから先、どうなるのかはわかりませんが。まあ期待はしないでください。聴きたいものだけ聴きましょう。 過去曲が好きなら過去曲だけ聴いてくれても嬉しいです。もちろん逆も然り。 未来に僕が作ったものがあなたに合わなかったなら、それを肯定する必要はありません。(でもわざわざ否定はしないでもらえると助かります) それでも聴いてくれる方、ありがとうございます。 どうせ活動は辞めないです、これからもよろしくね。
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